演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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10/8(水)『ごほんごほんと絵本は鳴く』 初日マチネ

10/8(水)16:00~ マームとジプシー 『ごほんごほんと絵本は鳴く』 初日マチネ @こぐま

いよいよ『ごほんごほんと絵本は鳴く』の幕が開けました。

入り時間が13:00ということもあり、開演直前まで仕込みや準備等のため非常に慌ただしい状態で本番へ突入してしまったためか、どうも前半の芝居が慎重になってしまいがちであったように感じた。
客席を意識しすぎていて、発想が「○○してはいけない」というような減点式になってしまっていたのか、これまでの稽古でやってきた事に変に縛られ段取りを追ってしまっていたようだ。
実際問題として自分も視野が狭かったし、空間に対しても若干の遠慮があった。
とはいえ、4月から自分が参加している宏平さんのWSでやってきた事にはかなり助けられていて、もしあの経験がなかったら、浮き足立ち具合はあの比ではなかったと思う。

ただ、今考えてみればもう少しうまくやれたなという気持ちもあって、ものを数えたりどこになにがあるのかを確認したりする作業も大事だけれども、そういった知覚的な部分ばかりをやるのではなく、例えば、見た目と触れてみた時のズレを感じてみたりとか、この空間で聞こえてくる音がいくつ聞き分けられるのかとか、そういった皮膚感覚の部分で馴染んでゆく事を重視してゆけばよかったなと思った。
次回のばおばぶ、そしてその次のサボンと、まだまだ同様の状況が続く訳で、そこのところでの反省はうまく生かしてゆけるようにしたい。


ただ、個人的な事を言えば、この回の自分は中盤あたりからかなり乗っていけていた。
やりながら空間やその空気感にも馴染めてゆけて色々なところに対しての遠慮も抜けてきており、終盤に入った頃には目や耳に入ってくるものを素直に自分の芝居に利用できるようになってきていたのがよい影響を与えていたのだと思う。

もしかすると、序盤固かったのは目や耳に入ってくるものや準備不足の自分達の身体状況などをなかった事にしようとしてしまったために生じてしまった、細かな部分の感覚のズレによる弊害なのではないだろうか。
事実を事実として受け入れた上で、そこからどう現状に対応してゆくのか、、、そういう発想にうまくシフトしてゆけるように今後気を付けてゆきたい。


終演後の客出しにて、自分のお客さんには概ね好評だった。
というよりも、お客さん全体として好評ではあった。
それだけに、上で挙げたような細かな反省点が勿体なかった。

気を引き締め、決してこの反省を繰り返さないようにしたい。


横山 真
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by yukinone_makoto | 2008-10-09 19:16 | 出演レポ