演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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6/15(日)『ドコカ遠クノ~』 公演2日目ソワレ

6/15(日)18:00~ 天候:晴れ
『ドコカ遠クノ、ソレヨリ向コウ 或いは、 泡ニナル、風景』2日目ソワレ

今回は、マチネの反省を生かし各々が強い意思を持って作品へと挑めたのではないかと思う。

が、どうも1、2場がもうひとつ乗り切れない印象。
初日は結構最初から飛ばしていけていたのだが、今日は昼も夜も両方とも出足で躓き気味の始まり方をしていた。

その要因のひとつとしてお客さんの質もあるだろう。
初日のお客さんは本当に暖かい目で観てくれていて、かなり食い付いて観ていてくれていたようにも感じたので。
しかし今回のお客さんだってかなりの集中力で観ていてくれていた。
開演直前になんとなく「始まるかな」という空気になった途端に、一気に会場が静寂に包まれた事がそれを物語っていた。
そう考えてみると、必ずしも1、2場のもたつき感はお客さんばかりが原因ではないのではないかと思う。

やはり各々の役の引っ掛かるポイントがざっくりとしてきてしまっているのかもしれない。
具体的に言うと、ひとつの台詞全体の雰囲気だけで次の自分の行動を起こすきっかけを作り出したりしているのではないだろうか。
その台詞のどこの言葉に引っ掛かって行動を起こしているのかが不明瞭となっていては、当然次の行動へ向けてのモチベーションも不明瞭となってしまう。

本番前の稽古時に1場を外から観たのだが、その時に感じた事が舞台上の空気の変わり方が鮮やか過ぎているという点。
何か人間味を感じない変化の仕方で、スイッチを切り替えているように感じてしまった。

そこら辺も、引っ掛かりを雰囲気で受けているために生じてしまった現象なのかもしれないし、もしかするとそこから1、2場のもたつきに繋がっているのかもしれない。

ただ、今回の後半になってそれが解消されてきたので、またその感覚を取り戻してきつつあるのかもしれない。


ちなみに今回の自分は、後半部分に限って言えば、本番入ってからでは1番主観と客観のバランスが取れていたように思う。しかし前半は多少段取りを追ってしまっていたために、作為的な反応が目立っていたのであろう感じがした。
正直自分もスロースターターである事は否定できないのだが、それとこれとはまた別問題なのだし、なんとかして開演から終演までを全力で駆け切りたい。

そのためには、やはり入念にアップなり何なりで十分な準備をした上で本番に臨む事が大事になってくるのだろう。

もう早いもので残すところ楽日の1ステージのみ。
悔いの残らないような最高の舞台に仕上げ、是非とも有終の美を飾ろう。


横山 真
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by yukinone_makoto | 2008-06-16 01:13 | 出演レポ