演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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劇場選び、とかについて思うこと

昨日知人と話したのだが、芝居って、わざわざ無理して劇場でやる意味ってあるのだろうか。
いや、別に劇場を否定している訳ではないのだけど、劇場という空間にそぐわない芝居を結構見かける事があるから、そこのところが疑問で疑問で仕方ないんです。

「この劇場でなきゃこの作品は創れないんだよ!」ってくらいのモチベーションもない、劇場ありきの企画は一度見直していくべきなんじゃないかなぁ、、、大体、貸し出し費用だって高いんだから。
劇場以外の場所で芝居を行うというのは様々な障害も発生するし、規制も厳しいかとは思いますが、だからといって「安いから」という理由で選んだ劇場で、小屋入り後に十分な稽古も出来ず、公開ゲネ的な微妙な出来の作品を「初日だから仕方ない」というほぼ言い訳にしか見えない理不尽な理由のもと人目に晒してよい訳がありません。
しかし、そんな妥協の産物とでも言うべき作品があまりに多く感じます。

沢山の空間を調べ尽くした結果にそこを選んだとか、この空間に自分の作品を乗せてみたいとか、そういった「その劇場で公演を行なう必然性」があればいいんです。
自分が不満なのは、公演を打つという創作活動の第一歩目であり一番重要な要素であるはずの「空間選び」を、作品創造とは切り離された状態の安易な発想で決めてしまう事です。

もちろん、現実との擦り合わせも必要なので全てが悪いとは思いません。
思いませんが、創作と現実、両者と真正面からしっかりと向き合った上で創り出す作品でなければ、自分はやはり観たくはないです。

てか、現実だけしか見ない作品って、本末転倒でないかい?
…とか思ってしまう俺って青臭いんですかねぇ(苦笑)


横山 真
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by yukinone_makoto | 2008-03-24 15:27 | つれづれと