演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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公演への動機

雪の音では、公演の企画及び創作をするにあたってはまず初めに「こういう事やりたい!」という欲求から入ります。
そう思わせてくれるものは、人であったり、戯曲であったり、空間であったり様々です。
まあ、自分の場合、十中八九それは“人”なのですが。

つまり、雪の音での公演は、「この人と一緒にやりたい」というところから始まり、人を軸にしてやりたい事が浮かんできて、その欲求に見合った空間と題材を選んでゆくのです。
もし仮に、その人の都合がつかなかった場合、代役を立てる気など全く考えておりません。

当然そういうやり方なので、準備にはとにかく時間がかかります。
もしかするといつまで経っても公演は打てないような事もあるかもしれません。

おそらく、こういうやり方は「甘い」と言われるかもしれません。
が、自分はそこのところだけは一切の妥協をしたくなくて、妥協するくらいなら公演自体を打たない方がいいと思ってます。

ただし誤解のないように言っておきますと、これは別に代役を立てたり定期的に公演を打つ事が悪いという意味ではなくて、ただ単純に雪の音という創作集団の方針というか理念がそうであるというだけの事であり、どちらが正しいという訳ではないです。
もちろん1人でも多くの方に自分達の創り出した作品を観てもらいたいですし、そのための努力は惜しむつもりは毛頭ありません。
言いたいのは、雪の音として創作するに当たっては何に重きを置いてゆきたいのか、、、それが“人”なのだ、という事です。
第一、雪の音を立ち上げた理由がそれなのですから、貫くのは当たり前の事だと思います。

それは役者だけに限らず、スタッフワークに関しても同様です。
何の考えもなしで、従来よく見られるような役職に人を当てはめるような事はしたくありません。
「この仕事が今回の公演には必要で、だからこそこの人が必要なんだ」という必然性に応じて役職をあててゆくつもりです。
というか、本来、そうあるべきなのではないかなと思ったりもしているのですが。

場合によっては「空間美術」「制作」「広報」「トレーナー」だけでもよいと思っております。
まあ、そこら辺に関してはまた別の機会に書こうかと。


「天地人」という言葉があります。
今、その中で自分が最も重視している「人の和」には手応えを感じつつあります。
という訳で、今後問題になってくるのは「天の時」と「地の利」という事になってきます。

相当効率の悪いやり方である事は分かっておりますが、最後まで貫いてゆきたい。
うん、がんばります。


横山 真
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by yukinone_makoto | 2008-11-19 20:46 | つれづれと