演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto

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1/30(土)18:00~22:00 @青少年学習センター・和室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・空気も柔らかく、日差しが気持ちいい
《空間》
●和室
・視覚的印象:人数多いはずなのに、何故かスカスカな感じ
・音:なんか、音が空振る感じがした
・その他:空気が悪いせいか、何かこう、くらくらしてしまった

【身体状況】
・首の付け根、股関節がガチガチに固くなっている
・重心が後ろ気味
・時たま瞼がピクピクいう
・ただ、呼吸は落ち着いている

【今日のテーマ】
◆場に身を委ねてみる

【レポート】
今日は、2場を中心にして、最近稽古が足りていなかったシーンを細かく詰めていった。
という訳で、自分のシーンの稽古は今日はなし。

だいぶ作品の輪郭が見えてきた気がするが、それだけに細かい部分のアラが目立ち始めてくるようになってきた。
それに伴って、各俳優に求められるものもより高いレベルのものに上がってきつつある。

そんな痺れるような稽古場になりつつある今のこの状況に、自分はこれ以上ない喜びと怖さを感じており、同時に、これは素晴らしい作品に仕上がるであろう確信も抱けるようになってきた。

それだけに、今は求められればすぐそれに応えられるよう、入念な準備を怠らないようにしておきたく思う。


次回の稽古は1/31(日)になります。

【次回(1/31)の稽古に向けて】
◆宿題…とにかく休む、余計なことは考えず、休む
◆テーマ…場に身を委ねてみる


横山 真
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by yukinone_makoto | 2010-01-31 01:25 | 稽古場日記
1/28(木)17:00~22:00 @青少年学習センター・講習室

【外界への印象】
《天候》
●曇り
・日差しは少ないが、思ったよりは寒くない気がする
《空間》
●講習室
・視覚的印象:どうものっぺりとしているような感じがして、奥行きがピンとこなかった
・音:音の輪郭がぼやける感じがした
・その他:なんか今日は居心地がお客さんっぽい感じがした

【身体状況】
・首が若干前へ出てるような気がする
・下半身が張ってる
・たまにめまいがする
・鼻の奥が少し荒れてる


【今日のテーマ】
◆泥臭く

【レポート】
今日は、1場と2場の途中までを通してみた。

あさ(冨山さんの役)とのシーンについては、かなり立体感が出てきたような気がしていて、お互いのやりとりの中から、そのシーン以外の普段の2人の生活が垣間見えてくるような関係性を築けてきているのではないかと感じた。
たぶん、だからこそ、今日の場通し時にイレギュラーな瞬間が何度かあったにも関わらず、全くもつれることなくやりとりを継続させることができたのだと思う。

その場に身を委ねられている感覚が、あさとそうたのシーンの時には確実にあった。
きっとこちらの方は、このまま次の段階に進めそうな気がする。


むしろ今問題なのはしんや(りき君の役)とのシーンの方。
こちらは芝居そのものが他のシーンでのそうたと別人となってきつつある。

自分の行っている一つひとつの行動に全く以て一貫性が見られないし、芝居も大振りになっていてしかも自己完結的。
まるで目の前の相手のことなんか関係なしでやりとりを行えてしまっているように感じた。

あれでは別にしんやが相手でなくてもいいような気がするし、あんなに長々とあの話題について話さなくても構わないんじゃないかとさえ思ってしまう。
あのシーンが存在することの必然性が全然見えてこないのだ。

もっとしんやとの関係について掘り下げてゆかねばならないし、その時に話題となっているれん(尾野島君の役)との関係についてももっともっと考えてゆかねばならないなと思う。
きっとまだ、実感にまで到っていない「情報レベル」での関係性の掘り下げ方なのだ。
だから、理屈で芝居を組み立ててしまうし、その場に身を委ねられないのだろう。


藤田君も言っていたが、自分達は決して巧くはない。

そんな奴らが人の心を動かそうと思うのであれば、とにかく出し惜しみせずがむしゃらに、そして今やれることをひとつもやり残すことなく取り組んでゆくくらいの姿勢で臨んでゆかねば、観に来てくれるお客さんに失礼だ。

そこのところをもう少し分かった方がいい。


明日は最後の稽古休み。

この貴重な1日をどう過ごすか、、、
それで、明後日以降の創作はだいぶ違ってくるのではないかと思う。


次回の稽古は1/30(土)になります。

【次回(1/30)の稽古に向けて】
◆宿題…疲労の蓄積が著しい身体のケアと、各役との関係性の掘り下げ
◆テーマ…場に身を委ねてみる


横山 真
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by yukinone_makoto | 2010-01-29 00:43 | 稽古場日記
1/27(水)13:00~22:00(横山17:00入り) @青少年学習センター・和室→中会議室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・日差しが柔らかくて気持ちいい
《空間》
●中会議室
・視覚的印象:壁と人とのコントラストがはっきりとしているように感じて、なんだかみんなの動きがよく目に入ってくるような気がした
・音:乾いているように感じた
・その他:床が固い

【身体状況】
・頭が重い
・昨日に引き続いて肚が浮いていて、地に足が着いていない感じがする
・手や顔が、乾燥のせいでカサカサ
・猫背気味


【今日のテーマ】
◆一つひとつを丁寧に、流さない

【レポート】
今日も昨日追加されたシーンを重点的に稽古した。

まだまだ内側にあるものが足りてないなぁ、、、というのが、今日の自らに対する率直な感想だった。

まだ、理屈で芝居をしている気がする。
全然その場、その瞬間に飛び込めていない。

だから、何度稽古を返してみても、新たな発見によって自分で自分に驚いてしまうような瞬間がなかった。
今日やった自分の芝居は、全てが予測の効く範囲内の出来事でしかなく、あれでは成立はしていても、観客から観ていて「思わず」心を動かされるような瞬間がなかった気がする。

たぶん、今のままでは、そうたという人間が周囲の人間に対して抱く想いが表面的で浅過ぎるんだと思う。

例えば、「義理の父親」や「娘」などと、物凄く大きな括りに分類し、そのフィルターを通した状態で他の役と向き合ってしまっているんじゃないだろうか。
だからどこか客観的で冷静になれてしまう自分がいたり、他の役との距離感が地に足が着いていないような感じになってしまうのではないか、、、

しかし、昨日今日の稽古の中で見えてきたそうたという人間は、そんな生半可な想いの強さでは決して演じることのできない役だ。

もっともっと感じた方は繊細で多様だし、感情の振れ幅は大きいはずである。
おそらくは、今までに自分が向き合ってきた役の中でも1~2位を争うのではないか。
それだけに、浅いところでしか向き合えていないようだとすぐに無理が見えてきてしまい、簡単にネタっぽいキャラ押しの役に陥ってしまう危険な役でもあると思う。

とにかく泥臭く、常に全力投球でぶつかってゆくべきである。
でないとこのそうたという人間の魅力は半分も引き出すことはできないと思う。


次回の稽古は1/28(木)になります。

【次回(1/28)の稽古に向けて】
◆宿題…あさの家族との節目のエピソード(例:あさとの出会い、れんとゆりの元
へ挨拶に行った時、焼肉行った時、などなど)を色々と妄想してみる
◆テーマ…泥臭く


横山 真
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by yukinone_makoto | 2010-01-28 00:35 | 稽古場日記
1/26(火)17:30~22:00 @青少年学習センター・講習室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・多少、風が強くなっているせいか、空気は暖かいのに手や顔などの露出部分は物凄く冷たくなっている
《空間》
●講習室
・視覚的印象:いつもよりも部屋に置いてある物がごちゃごちゃしているように感じて気になった
・音:他の部屋の物音が気になった
・その他:ゆったりとした気持ちでいられた

【身体状況】
・全身が、なんとなく重い
・特に、腰が痛む
・呼吸が浅く、声の響きが内に篭りやすくなっている
・肚が浮いてる


【今日のテーマ】
◆手放す

【レポート】
今日はそうたのシーンに追加があった。
また、先日のしんや(りき君の役)とのシーンでも台詞の追加があり、久々にしっかりと稽古をやれたような気がする。

が、その結果、反省点ばかりが目立つ稽古内容となってしまい、非常に悔しい思いをしている。

一時期は台詞の入りも早くなったように感じていたのだが、今日の自分はそれもグダグタで、目茶苦茶な言葉を垂れ流してしまう瞬間が何度もあった。
藤田君にもダメ出し時に言われたが、これは自分の中に言葉を発するためのイメージがしっかりと持てていない証拠である。

たぶん、自分の台詞の入れ方にも問題があるのかもしれないなと思う。
たしかに口立てでどんどん台詞が加わってゆく今のやり方には不慣れだし、苦手ではあるのだが、しかしそんなことは自分個人の都合であって、創作にとっては全く関係のないことである。
不慣れだとか苦手だとか思う前に、やれる手立てを見い出してゆかねば、周りの足を引っ張るばかりであることを忘れてはならないと思う。

ただ、そういう気持ちの面の話だけではなく、他にも台詞の入りが遅い原因はあって、やはり役のことが掴みきれていないために一つひとつの台詞が単発で発されてしまい、一貫した感情やイメージの流れとして繋がってこないことも大きいのかもしれない。
同じシーンの稽古を返す度に微妙に言葉のイメージのニュアンスがかわってしまうのも、そこに起因しているように思う。


今日の稽古で気付いた点色々(備忘録)

◆まだまだ言葉のイメージがざっくりし過ぎていて、だから実感のある声になりきれていないような気がする。また、妻であるあさの父のことを「親父」と言い間違えてしまうなど、もし具体的なイメージを持っていたのならば絶対に間違えないであろう言い間違いをしてしまっていたのは、自分が如何に雰囲気で芝居をやっているのかを象徴している。
◆消化不良な言葉を、それっぽく笑いながら発したりしてお茶を濁してしまう癖がちょくちょく顔を出す。稽古なんだから、消化不良を誤魔化そうとするのではなく、敢えて分からないことに飛び込んでみるべきだ。でないと、クリエイティブな稽古にはなってゆかないと思う。
◆言葉の順序にとらわれ過ぎ。正確であるに越したことはないが、一番大切にしなければならないものはそこではないはず。今の自分が犠牲にしてしまっているものが、本当に犠牲にしていいものなのかよく考えてみるべきなんじゃないか。

こうしてみると、今日は言葉との向き合い方に関するものばかりだったな、、、


まあ、今日のシーンの追加によって、そうたという役のことがかなり好きにはなれてきたのはかなり大きな収穫であった。
それだけに、今日色々と試しながら食い散らかしてきた物達を、しっかり回収して整理整頓しておかねばなと思う。


次回の稽古は1/26(火)になります。

【次回(1/26)の稽古に向けて】
◆宿題…今日の稽古のフィードバックと、そこから見えてくるであろうそうた像についての考察
◆テーマ…一つひとつを丁寧に、流さない


横山 真
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by yukinone_makoto | 2010-01-27 00:59 | 稽古場日記
1/25(月)18:00~22:00 @青少年学習センター・講習室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・空気の乾きが張り付いてくるような感じがして、特に喉と顔がちょっときつい
《空間》
●講習室
・視覚的印象:全体的に角ばっている気がした
・音:大きな声が「くしゃっ」となる感じがして、大きい声の中での細かなニュアンスが潰れてしまう印象
・その他:寒い。暖房は効いてるはずなんだが、、、

【身体状況】
・目が重い
・鎖骨から肩の付け根の辺りにかけて、ロックがかかっていてやや猫背気味
・それに伴ってか、肩胛骨周りの筋肉も固くなっている気がする
・なんとなく、ぼーっとしがち

【今日のテーマ】
◆手放す

【レポート】
今日は自分のシーン稽古はなし。
まだまだ前半のシーン創りに悪戦苦闘の日々を送っている。

なんとなく、創作のリズムが停滞気味になりつつあるような気がしていているのが正直なところだ。
がしかし、これは前進するためには必要不可欠な苦しみであり、ここで楽な方へと流れていってしまっては絶対にならないことだと思う。

正直な話、自分も色々と不安はある。
個人的なことでも、作品全体のことでも、不安だらけである。にも関わらず、現時点では自分のやれることは物凄く限られてもいたりする。

しかし、だからこそ、今のこの時期の過ごし方が大切なのだと思う。
出番がきて、嫌でも自分の役割の比重が増してきた時になって、今のこの苦しい時期をどう過ごしたかが必ずや影響を及ぼしてくるはずだからだ。

また、直接的に作品へ対して自分からアプローチをかけてゆくのはそうたという役の状況的に今は難しいのかもしれないが、座組内にあって今の自分がやれることをどんなに小さなことでもいいからやってゆくことによって、間接的に作品へとプラスの要素を持ち込んでゆくことは可能であると思う。


自分の役割というものは、与えられるのではなく、見い出すものだ。

とにかく今の自分が作品のためにやれるベストをやってゆくことに専心してゆきたい。


次回の稽古は1/26(火)になります。

【次回(1/26)の稽古に向けて】
◆宿題…ガタガタになってる身体のチューニング
◆テーマ…手放す


横山 真
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by yukinone_makoto | 2010-01-26 00:38 | 稽古場日記
1/24(日)13:00~22:00 @大野中公民館・茶室→和室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・日差しが優しくて、ほっとする
《空間》
●茶室
・視覚的印象:電気は点けていなかったが、日差しのお陰で明るかった(むしろ明る過ぎなくらい)
・音:外の子供の声がよく聞こえてきた
・その他:日差しが差し込んでいて、物凄く暖かい
●和室
・視覚的印象:アクティングエリアに場ミリを行ったせいか、いつも以上に部屋が広く見えた
・音:反響が全くないという訳ではないのだが、声の響きがほとんど感じられず、そうでない声であっても淡白な印象を受けてしまうことがあった
・その他:時間の流れ方が早い気がした

【身体状況】
・腰から下が重だるい
・肚が定まってないせいか、重心も呼吸も声も位置が高い
・何事も動き始めに「よっこいしょ」とばかりに変な溜めが入ってしまう
・意識のフォーカスが内向き

【今日のテーマ】
◆没頭

【レポート】
今日は新しいシーンの追加があった。

ただ、このシーンのそうたの心境が、どうしても掴みきれていない。
色々と仮説は立ててみるのだが、どれも後付けの理由にしかなり得ておらず、実際にそれらの仮説に沿って舞台上でこのシーンの相手役であるりき君と対峙してみても、どうしても気持ちの流れに無理が生じてしまうのだ。

もしかすると、自分の役であるそうたについての掘り下げ方が、今のままではまだまだ甘いのかもしれない。
だから、物凄くざっくりとしたところからの出力しか得られずに、一つひとつの芝居のエネルギーの発露の仕方にも無駄が多くなってしまい、繊細さが求められるシーンであっても力押しの演技(もしくは自分の得意分野で勝負)になってしまうのだと思う。

あのシーンはたしかに難解ではあるとは思う。
あのまま文面通りにやってしまえば、そうたという人間は人として救いようのないロクデナシ野郎となってしまうのだから。

が、絶対に突破口はあるはずだ。
それを見い出すために、今はひたすらにそうたとの対話を繰り返しつつ、稽古の段になったらそれを惜し気もなく手放し、稽古場で生まれたどんな些細なものであっても逃さず掴み取る意識を持ってみようと思う。


次回の稽古は1/25(月)になります。

【次回(1/25の稽古に向けて】
◆宿題…そうたとの対話
◆テーマ…手放す


横山 真
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by yukinone_makoto | 2010-01-25 00:38 | 稽古場日記
1/23(土)9:00~22:00(横山17:00入り) @青少年学習センター・和室→小会議室1→和室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・重みのある寒さ
《空間》
●和室
・視覚的印象:何故か暗い印象がある
・音:空気の乾き具合に反して、音の聞え方は濁って聞こえた
・その他:空調は効いているはずなのに、寒かった

【身体状況】
・下半身が重い
・左足首周りがほんの少しだけ痛む
・肩胛骨周りが詰まってる感じ
・僅かにだけれども頭痛がする

【今日のテーマ】
◆没頭

【レポート】
今日も自分の出番はなし。

しかし、作品のクオリティは確実に上がってきつつある。

特に、彩乃ちゃんと尾野島君のシーンは、今日の稽古を経て劇的に面白くなったと思う。
何が変わったのかと言えば、2人の芝居中の身体のあり方が最も大きく変わっていて、はっきり言って稽古前と後では全く別人であった。

例えば、
彩乃ちゃんの台詞後に息を止める(呑み込む、の方がしっくりくるか)癖がなくなっていて語尾の息を相手役へとちゃんと掛けられるようになっていたり、
どうも後ろ重心気味の傾向のある尾野島君の重心が相手寄りになっていたり、
「結果的に」話し声の抑揚や声質が豊かになっていたり、
ものすごく細かい部分での相手の変化に対して素直に身体が反応して変化が生まれていたり、、、

まあ、以上のことは全て、目の前に存在している相手役の人と“今、ここ”でのやりとりができているからこその変化であったのだと思う。


観ていてつくづく感じたのは、藤田貴大という演出家が持つ、俳優の持ち味を引き出す勘の恐ろしいまでの鋭さ。
俳優指導について普段から考え続けている自分にとっては、彼のその能力の素晴らしさには嫉妬すら感じてしまうほどである。

なんだか本当に沢山のことを彼には学ばせてもらっている。
俳優としても、指導者としても。

しかし、学ばせてもらうだけで終わらせるつもりは毛頭ない。
自分からも、彼へ役者として沢山のものをもたらせるようにしてゆくつもりだ。


次回の稽古は1/24(日)になります。

【次回(1/24)の稽古に向けて】
◆宿題…このところ全く休めていない身体のケア
◆テーマ…没頭


横山 真
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by yukinone_makoto | 2010-01-24 00:39 | 稽古場日記
1/21(木)16:00~22:00(横山17:00入り) @青少年学習センター・大会議室→講習室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・風が生温く気持ちいいのだが、同時に砂混じりだったりするので非常に不快
《空間》
●講習室
・視覚的印象:どうものっぺりしているように見えて、奥行きが感じられなかった
・音:どうも細かい物音が気になってしまった
・その他:何故か今日は居心地が落ち着かなかった

【身体状況】
・腰が重い
・首の後ろが詰まり気味
・膝が突っ張る
・なんだか身体のそれぞれのパーツがそれぞれでバラバラな感じがしてしまう

【今日のテーマ】
◆没頭

【レポート】
今日はプロローグと一場を重点的に稽古したため、自分は出番なし。

だいぶ今回の作品の目指す方向が見えてきつつあるように思えてきた。

特に、今日創ったシーンのラストは、観ていて思わずうるっときた。


あれによって、三世代にも渡る登場人物同士が、うまく絡まり出した気がする。
おそらくは、作品の構造もかなりすっきりするのではないだろうか。

直接には関わっていないはずなのに、その「関わらなさ」を全面に出してみることで逆に直接関わっている時よりも繋がって見えてくるのだから、舞台表現というのは奥が深いし、面白い。

また、マームの表現形態の新しい可能性を見た気もする。


もっともっと創作に関わってゆきたいという欲求によるうずうずが、どんどんと高まってきている。
早くそうたも本格的に作品の内部に関わってくるようになってきて欲しいものである。


次回の稽古は1/23(土)になります。

【次回(1/23)の稽古に向けて】
◆宿題…今日に引き続き、各役とのエピソードの妄想
◆テーマ…没頭


横山 真
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by yukinone_makoto | 2010-01-22 01:58 | 稽古場日記
1/20(水)18:00~22:00 @青少年学習センター・和室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・暖かさのせいだろうが、空気が柔らかい
《空間》
●和室
・視覚的印象:実際には明るいはずなんだけど、何故か印象は暗い
・音:乾いた音
・その他:喉が渇く

【身体状況】
・首が短いような感覚がする
・重心が定まりきれない
・呼吸も浮いてる
・気付くと下を見がち

【今日のテーマ】
◆ネガティブに蓋をしない

【レポート】
なにかこう、しっくりこない気がして仕方がない。
というより、そんな「しっくりこない」という感じ方をしている時点で、その場に没頭できていないことの証明なんじゃないか。

「今いいな」とか「あー駄目だわこれ」とか、そんな風に言葉にしてしまえば、もうそれは過去のことを省みているだけでしかない。
舞台上にいながらの自己評価なんてものは、はっきり言って自らの芝居の足を引っ張るだけの行為である。


芝居中は、言葉なんて振り切ってしまえ。

自らの現状を言語化させることで得られる安心感から何かが生まれてくるか?
目の前の相手や「今」という時間よりも自らの現状を把握することの方が大事なのか?
それ以前に、自らの現状をいちいち言葉にしながら自分は生活しているか?

こんなことは少し考えれば分かることだろう。
だったらなんでこんなことになってしまうのか。

まあ、頭で分かっていても、実際にその通りにするのは難しいことなのかもしれない。
しかし「難しいから」で済ませていては、いつまで経っても前へ進めやしない。

半端はするな、徹してみろ。
まずはそこからだと思う。


まあ、なんだか最近は抽象的なことばかりだったので具体的な反省点もいくつか。

◆現時点でそうたのシーンがあさと関わっているシーンしかないのも影響しているのだろうが、あさ以外の人間関係が見えてこない。今のままではたぶん観客から観ていて、そうたがあさ以外の人と話している姿が想像し辛いのではないかと思う。というよりも、シーンに出てきている時以外のそうたの姿が今のままでは想像できない。作中の姿はその役の一部の姿であるはずなのに、作中でのそうたの姿とそうたの全人格とがイコールで結べてしまう。

◆台詞の発し始めのモチベーションが不十分な時に、台詞を発しながら感情の帳尻合わせをしてゆく癖をどうにかすべき。そもそも思ってないのに言葉を発するな。それは役者の嘘でしかないのだから。

◆やっぱり目線の動きに無駄が多い。役として目を逸らしたり挙動不審になったりするのならいいのだが、そうではない動きが多過ぎる。特に、間を埋めるために目線をそれっぽく動かす癖は気を付けるべき。

◆たまにだが、意識のフォーカスを自分の内側に引っ込めて、相手関係なしで自分の都合のよいリズムにやりとりを調整しようとしてしまうことがある。そんなに自分のリズムが好きなら一人芝居でもやっていればいい。せっかく相手がいるのだから、多少自分にとっては都合が悪いリズムであっても飛び込んでみて、そこで生まれてくるものを味わってみた方が遥かにクリエイティブだし、楽しいと思う。


まあ、こんなところか。

次回の稽古は1/21(木)になります。

【次回(1/21)の稽古に向けて】
◆宿題…全ての役と関わった時のそうたを妄想してみる
◆テーマ…没頭


横山 真
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by yukinone_makoto | 2010-01-21 00:38 | 稽古場日記
1/19(火)17:00~22:00 @青少年学習センター・大会議室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・暖かいを通り越して暑さすら感じてしまうんじゃないかと感じる気候
《空間》
●大会議室
・視覚的印象:縦長の空間であったせいか、人との距離感が実際よりも遠くに見えた
・音:空間に響く音の拡がり方に、色ムラが目立つような感じがした
・その他:空調の位置の関係なのだろうが、舞台上にいると温風が直に当たって喉などが渇く

【身体状況】
・左の脛が妙に痛む
・目がごろごろする
・腰辺りを中心に、背面部が重だるい
・気持ちが穏やか

【今日のテーマ】
◆言葉にしない

【レポート】
今日は、一昨日の稽古時とは裏腹に、薄っぺらいところでの芝居に終始してしまったように感じた。
身体にも声にも、その色合いに変化が見られず、ただぼんやりと舞台上のやりとりが進行してゆくだけのつまらないシーンとなってしまっていた。

それは何故に起こってしまったのか、色々と考えてみた。
そうして到った結論は、「今日の自分が抱いていたものは“信頼”ではなく“依存”であったのではないか」ということ。
目の前の相手から発せられるものを、全て自分の都合のよい方向に解釈してしまい、結果、ただ場の流れに流されるがままにシーンを進行させてしまったのだ。

相手役のプリン(冨山さん)は、場の空気をぐいぐいと引っ張ってゆけるとてつもない支配力を持った女優さんである。
それだけに、そんな彼女の支配している流れに乗っかってしまえば、余計なエネルギーを消耗することなく楽にシーンを成立させることができてしまうし、そうしてしまった方が、不安にさいなまれる心配も格段に減ったりもしてしまう。

が、そんなものは信頼でも何でもなく、単なる「依存」でしかない。

葛藤もない、不安もない、衝突もない、変化もない。

そんな事なかれ主義的な発想の中からは、決して感動は生まれてこないと思う。
また、そんな発想では自らの役者としてのアイデンティティもへったくれもない訳で、自分がその役をやる必然性も全くないことになってしまう。


思い返してみれば、一昨日の稽古の時には「信じる」ということにしっかり「責任」を持てていた気がする。
だから、その「信頼」の中には「不安」や「怖れ」のようなネガティブな要素も入っていた。

しかし今日の自分には、その「責任」が決定的に欠けていた。
「責任」が抜け落ち、それに伴ってネガティブな要素が含まれなくなってしまった信頼なんてのは、単なる「楽観主義」なだけだ。

やはり人にせよ何にせよ、真に「信じる」ということはとてもおっかないことであり、だからこそ、それを貫くためには心が強くならないと駄目なのだと思う。

このことに気付けただけでも、今日の稽古での停滞には価値があったのではないかと。


まあ、とはいっても稽古後半にはそこら辺もだいぶ修正できていたし(但しまだその精度についてはかなりのムラがあったのだが)、ほんの少しの意識の持ち方の変化が、大きな差へと繋がってきてしまっているだけなのかもしれない。


次回の稽古は1/20(水)になります。

【次回(1/20)の稽古に向けて】
◆宿題…今日の稽古での反省点を具体的に挙げてみる
◆テーマ…ネガティブに蓋をしない


横山 真
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by yukinone_makoto | 2010-01-20 01:57 | 稽古場日記