演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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自分は、演劇公演の開演前には必ず、空間(舞台)や小道具に対して

「よろしくお願いします」

と挨拶をしてから本番に臨むようにしております。


これは、昔バスケをやっていた頃の習慣なんです。

バスケの練習を始める時や、試合前と後などに
コートへと挨拶することはスポーツ選手として当たり前のことだからです。

現にプロスポーツの選手は試合会場へと入退場する際には
必ずと言っていいほど一礼をしてから次の行動へとうつっております。


これから本番を迎えようとしている空間に対し礼を失してしまっているような役者が、
「空間に馴染まなければ」とかしたり顔で言っているのは、何か違う気がします。

「空間に対し礼を尽くすということ」はつまり、
「空間と信頼関係を築くということ」でもあります。


「信じる」かどうかは結局のところ自分の心次第であり、
「信じる」ことができたなら、心には余裕が生まれるはずです。

そういう観点から考えてみれば、「人以外の存在に対しても挨拶をする」ということは
あながち非科学的な精神論であるとは言い切れないのではないか、、、とも思います。


横山 真
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by yukinone_makoto | 2009-04-18 23:31 | つれづれと
先日、ある決断をした。
もう、後には引けない。

が、今のままの現状維持では自分自身が許せなかったのだから、
その決断は必然的なものであったのかもしれない。



今の自分は、「期待に応えよう」という発想に慣れすぎている気がする。

「○○のために」というものに知らず知らずのうち、とらわれてしまっている。

自己犠牲に酔う人は嫌いだと言いながら、その実は自らの気持ちに耳を塞いでいる。


もしかするとそれは、自分を晒すのが怖いからなのかもしれない。

自分のリズムを刻みながら歩けば、
否が応にも自分のリズム感の良し悪しは白日の元に表れる。

それを評価されてしまうことが怖いのかもしれない。


でもそれは、とってもアンフェアなことだ。男らしくない。

人に先にその人のリズムを取らせてから、
様子を伺いつつ自分のリズムを小出しに見せてゆくのだから。



芝居というものは、そういった人の心の弱さを
見事なほどに浮き彫りにしてしまうことを今、非常に痛感している。


人との向き合い方を根本から変えられない限り、今の自分を舞台に上げたくはない。

悔しいけれど、今は本気でそう思っているし、今後もそこへの妥協の余地は一切ないだろう。

決断を下した以上、このまま負け犬で終わるのかどうかは、今後の自分次第である。


横山 真
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by yukinone_makoto | 2009-04-06 19:54 | つれづれと