演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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「歌は会話」

と、歌手の島倉千代子さんがとあるラジオ番組で言っていたのを聞いて、えらい衝撃を受けてしまいました。これほどまでに生の表現における演者と観客の関係を表す適切な表現はないのではないか。

さすが、一流の方の言葉というものは無駄がなく、それでいて深いです。


横山 真
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by yukinone_makoto | 2007-11-27 10:53 | つれづれと

おこんばんにゃ。

今回、雪の音に参加させて頂きます、島です。

今回の公演は多ジャンルのステージ。とても楽しみであります。

舞台とは生物であります。そして総合芸術だなぁって思っております。
そういう所がお客様と共有できたらなぁと思っております。


島 愛美
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by yukinone_makoto | 2007-11-27 00:49 | つれづれと
と、よく思う訳ですよ。
あ、どーも、横山です。

まあ、なんでいきなりそんな事タイトルに持ってきたのかというと、実は自分、昨日までWSの講師やっていたんですよ。『声と身体の処方箋』っていう、横山が指導者として主宰している団体でのWSっす。

なんだかね、やっていて根本的に発想が違うように感じるんです。

指導って、受講者(この場合は役者ですな)のために行なうのだけれども、演出家っていうのは、常にお客さんに相対さなければならない訳ですわ。
お客さんが観て満足のいく作品を創るのが演出家の仕事な訳で、そこで役者が育つ育たないはあまり重要な事ではないのだと思う。

もちろん育ってくれるに越した事はないのだろうけれども、それは役者本人が自分で考え自力で自らの道を見つけてゆかねばならない事なのだし、なにより実践は一番の勉強なのだから、演出家はそっち方面(育成)については余計な事をしない方が役者のためにもよいのではないかと思うんですよ。

そこのところで、指導者と演出家は違うと感じるのです。

自分はしっかりとそこを別物として考えておりますし、だからこそ指導者と作品創造の団体を別に分けているのです。



ならば、演出家は何をすればよいのかと言えば、「己のフェティシズムを作品に投影させる」事なのだと自分は思います。

よく、“評価”と“演出”をごっちゃにしている演出家がいるのだけれども、自分にはそれがよく分かりません。
たぶんこれは自分が役者気質であるからそう感じてしまうのだろうけれども、「横山君はさー、××なんだよね」とか言われてもそれはあくまでも評価でしかないのだから、そこからどうして欲しいのかを伝えない限り作品は前には進まないんです。が、世間にはこの評価の段階で止まってしまう演出家が非常に多い。

だから参加する役者によって作品の方向性がコロコロ変わってしまう団体がこの世には多いのだと思います。


結局、万人に分かってもらえるような作品を創り出す事というのはまず無理な事なのではないかと思います。何故なら人は一人ひとり違う思想を持っているから。あのジブリ作品ですら嫌う人がいるくらいですよ。思想の統制は不可能に近いです。

「万人の友人は誰の友人でもない」という先人の言葉もあります。

ならば、何を以て作品に価値を見出すのかと言われれば、己のフェティシズムしかないのだと自分は考えるのです。それに共感するかしないかという、その意見の分かれ方が問題なのではなく、意見が分かれるところに価値があるのです。たとえ不満であっても、そのお客さんが作品に触れた事によって観る前の状態から変化しているのですから。


まあしかし、もちろんこれは自分の考え方なので全ての演出家がこうであるべきだなんてこれっぽっちも思ってはいやしません。

おそらく自分の考え方は偏っているのかもしれません。
しかし、そこに責任・覚悟を持った上で自分は偏っています。


横山 真
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by yukinone_makoto | 2007-11-27 00:22 | つれづれと

『ゴーストユース』

昨日、桜美林大学の学生を対象にしたチェルフィッチュの岡田利規さん演出作品、『ゴーストユース』を観てきた。

実は、自分は岡田作品は初めてだったのだが、観てみてかなりの衝撃を受けた。なんというか、月並みな表現になってしまうのだが「こんな表現もアリなのか」というのが第一の感想。

知人が「見せる自意識」という表現を使っていたのだが、まさに言い得て妙だと思う。

芝居における「観客と演者の間にある暗黙の了解、もしくは前提条件」を初っ端の第一声でぶち壊してくれてしまった。もっと言うと、観客席と舞台上の関係すら取り払ってしまい、今自分が目の当たりにしている人達の存在している空間は果たして現実なのか虚構なのか、いや、そもそも自分が今座っているこの観客席すらどうなのか…その境目が極めて曖昧で不安定な状態の中、作品だけが進行しているという不思議な感覚を覚えた。
終演時に、自分が舞台に立っていた時と同様の疲労感を感じたのは、おそらくはそのようなところからきていたのだろうと思う。

そのような感覚、どこかで感じた事があったなと観劇時にずっと思っていたのだが、ラストを迎えた瞬間にようやく気付いた。

続き…
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by yukinone_makoto | 2007-11-21 11:56 | レビュー
【多ジャンル参加型LIVEイベント『jungle gym』参加公演】

雪の音 処女公演 『一日だけの恋人』

■作:高橋いさを
■構成・演出:横山 真

■出演:辻 賢二

     島 愛美(山猫と紅葉)
     横山 真

《問い合わせ先》 yukinone_y@hotmail.co.jp (雪の音)


【イベント概要】

『jungle gym』(多ジャンル参加型LIVEイベント)

■出演:雪の音(演劇)…ドラマリーディング(40分)
     eddy12/mama's bedroom(音楽)…音楽LIVE(各30分)
     cosmista°/NARACAMICIE(ファッション)…ファッションショー

■日程:2008年1月5日(土) OPEN/START…17:00/18:00
■開場:原宿ASTROHALL
■料金:¥2,500(ドリンク代別/¥500)

◆協賛:株式会社 NARACAMICIE
◆主催:DESERTZ CACTUS.
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by yukinone_makoto | 2007-11-15 19:37 | 公演告知

由来

『雪の音』というこの団体名ですが、これは「ゆきのね」と読みます。


雪が降る際の擬音として「しんしんと」という表現を使用する事が多いですが、では実際に雪が降っている時にも音が聞こえる事をご存知でしょうか?

昔の人々は皆その音を知っていたし、普通に聞いておりました。
が、視覚重視の生活、大気の汚染、静寂のない日常…などの現代社会特有の様々な環境・要素によって、現代人には感じ取る事が難しくなってしまったのです。

人間には本来、素晴らしいアンテナが備わっているはずなのですが、それを忘れさせてしまう環境下で現代人は生きていかざるを得ません。

そこで、我々の創造する作品に触れる事によって、少しでもその我々人間が本来持ち合わせているはずの感覚を思い出して頂けたら…という想いの元、この『雪の音』という団体名は名付けられました。


そんな『雪の音』を、皆様どうぞよろしくお願い致します!


横山 真
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by yukinone_makoto | 2007-11-14 23:22 | 主宰より

ごあいさつ

はじめまして、『雪の音』主宰の横山真です。
どうぞ今後ともお見知りおきお願い致します。


さて、早速ですが私横山より団体の紹介をさせて頂きます。
『雪の音』は、生(LIVE)の表現であれば演劇にこだわっておりません。

多様な感性・文脈を持った人間同士の出会いから生み出されるものを構成し、芸術作品にまで昇華させ、その非日常的空間を観客の皆様と共有してゆく事を目的として活動しております。

読み物や映像作品では絶対に感じる事のできない、目の前にいる生の人間から発せられる熱・呼吸に加え、同じ視覚でも立体の視覚的印象、生だからこそカットできない一見無駄と思われるような音…などを自覚的に作品へ繋げ、活かしてゆく作品創造を目的としております。


そんな『雪の音』処女公演が、来年2008年の1月5日に原宿ASTROHALLにて行なわれます!

今回の表現形態はドラマリーディング。
必要最小限の動き、装置、キャストにてどこまで観客の鑑賞に堪え得る作品の創造ができるのか。ハードルは高いですが、だからこそ挑みがいがあるというものです。


当blogでは、主宰である私横山はもちろん、共に作品の創造に関わって下さる客演・スタッフの方々と交代しながらその過程を綴ってゆこうかと思っております。
もちろん創作に関する事以外の何気ない文章も書かれる事があるかと思います。

そんなこんなで、どうぞ今後とも『雪の音』よろしくお願い致します☆


横山 真
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by yukinone_makoto | 2007-11-12 17:05 | 主宰より