演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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2008年 04月 17日 ( 1 )

4/17(木)16:00~22:00  天候:くもりのち雨

【本日の身体状況】
●背面部全体(腰・背中・肩・首)に張り
●全体的に感覚のアンテナの感度が鈍い

【本日のテーマ】
◆感情を発散させるのではなく、溢れ出させる

【本日の稽古レポート】
今日はどうも身体全体が重く、アンテナの感度もあまりよろしくない状態だった。
そのためなのか事あるごとに気負いが生まれ、稽古の初めの方では外界の刺激に対して素直に身体が反応してくれなかった。
が、自らの身体の現状を受け入れた稽古後半、「この悪い状態の身体との付き合い方」が見えてきてからはいつの間にかその気負いも消え、悪い状態の時なりの作品との向き合い方で稽古に挑めた。
この経験は、「今日の状態の悪さがもたらしてくれた発見」という意味でケガの功名ともいえる大きな収穫だったと思う。

さて、本日、台本の構成が大幅に変更になった。
それに伴って、自分の役にもだいぶ影響が出たのだが、作品全体として見れば、かなり藤田君のやりたいところへと近付いていたように感じた。
それに、これまでに積み重ねてきた自分の役についての蓄積は、決して無駄にはならないのだから、引き続き役との対話は続けてゆこうかと思う。
というよりも、以前の台本時よりむしろ役の自由度が高まったとも言えるので、明日までに色々と仕掛けを考えてゆこうかと。

それにしても、藤田君のこの思い切りのよさは彼の最大の武器のひとつであると思う。
今まで書いてきた台本をここまでいじるのには相当な勇気がいるだろうに、もし自分が「よい」と思ったならば迷わずそちらへと舵を切れるその決断力には毎度の事ながら感服させられる。
大抵の場合、これまでの自分のアイデアに対して未練が残ってしまうものだが、彼はそれがどれだけ作品の枷になるのかをよく理解しているのだ。
しかも、状況に流されておらず、当人の信念に基づいた非常に的確な変更なのが素晴らしい。

様子を見た限りでは、おそらくあと1、2日で脱稿になるようだが、それまでの間に今の自分ができる事はやりきってしまうくらいのつもりで予習をしておこうと思う。


【次回稽古への宿題とテーマ】
◆宿題:自分の役に則した仕掛けを考えてみる
◆テーマ:役としての深い呼吸


横山 真
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by yukinone_makoto | 2008-04-17 23:47 | 稽古場日記