演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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8/20(水)『ごほんごほん~』 稽古7日目

8/20(水)13:00~22:00 天候:晴れ時々雨 @青少年学習センター・和室

【外界への印象】
◆気候:日差しの強さが少しずつ和らいできているような気がする。
◆空間:妙に明かりが明るく感じる。

【稽古前の身体状況】
●下半身が全体的に張っている
●何故かトイレが近い
●呼吸が浅い

【本日のテーマ】
◆芝居の質感、メジャー・マイナーどちらのコードでもやれるように

【本日の稽古レポート】
まだまだ手放せるくらいには台詞や段取りが身体に馴染んでいない事を痛感した稽古だった。

如何に早い段階で「(役の)状態だけを作り、舞台上にただ存在する」事のできる状態にまで仕上げられるか、、、そこの点についてもっともっとシビアになって取り組んでゆかねば。
何故なら自分はそこまでいって初めて創作のスタートラインに立てるのだと考えているからだ。
というより、そもそもそういった作業というものは稽古場に入る以前に行っておくべき準備なのだと思う。

しかし、今の自分はまだその地点まではほど遠いと痛感させられた。
これは恥ずべき事実であり、何とか次の稽古までにある程度の目処を立てるつもりだ。


ただし、作品の方は思いのほか順調な進行具合ではあると思う。
何しろ、このペースでいけば来週末には通し稽古を行えそうなほどなのだから。

これも全て、役者・演出がお互い目に見えて成長しているためであると感じる。
今回の稽古では、演出の要求のレベルが非常に高くなっているにも関わらず、そこに対する各役者のレスポンスの的確さも増しているため、とにかく1日毎の密度が濃いのだ。
こんなにも充実している心地よい消耗具合の現場も久しぶりのような気がする。


今日浮かび上がった自分の課題

◆受けの際の構えはだいぶとれてきているのだが、他者への働き掛けの際に相手に対し身体がやや突っ込み気味になる傾向がある
◆同じシーンを繰り返す際、再現性に対して意識過剰なため、今まさに目の前で起こっている現象に対して十分な反応ができていない
◆自らの芝居を評価してしまう瞬間がある
◆首(と顎)で芝居をしてしまう癖がある(芝居が作為的になった時にそれが顕著に表れる)
◆兄妹というものに対しての感覚が全然捉えられておらず、まだ他人の距離で芝居をしている

上の4点については、もちろん様々な原因があるものの、台詞や段取りが充分に身体に馴染んでいないために引き起こされている状態ではあるはずなので、問題解決へ向けて当面やるべき事ははっきりしているだろう。
それよりも厄介なのは、最後の兄妹についての感覚の問題。

今回の芝居では、3人の兄妹が中心になって物語が展開してゆくのだが(自分は姉と妹に挟まれた長男)、それを演じる3人共が1人っ子なのである。
まあ、演出の藤田君も敢えてそういったキャスティングにしたらしいのだが。
ここで気を付けねばならないのは、外側から持ってきたような安易な「兄妹っぽさ」を求めてしまう事。それでは1人っ子だけで兄妹を構成している特性を殺してしまう。
今回の兄妹となる3人同士が関わりあう事で生まれたものを大事にして、それらをひとつずつ丁寧に紡いでゆきながら、兄妹という関係性の感覚を掴んでゆこうと思う。


次回稽古は22日(金)になります。

【次回稽古(8/22)へ向けて】
◆宿題:台詞と段取りの確認の徹底
◆テーマ:兄妹とは?


横山 真
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by yukinone_makoto | 2008-08-21 09:38 | 稽古場日記