演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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8/23(木) 『方丈の海』稽古55日目

8/23(木)20:00~22:30(第5回目通し) @卸町イベント倉庫

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・とにかく暑い、風もほとんどない
《空間》
・張り付いたように重い

【稽古前の身体状況】
・やたらと咳が出る
・右腰がかーっと熱いような痛いような、そんな感じ
・手足の末端が熱い
・首が前傾気味
・身体全体が重だるい

【今日のテーマ】
◆深い呼吸

【ふりかえり】
今日が小屋入り前最後の稽古。
そして第5回目の通し稽古。

ようやく、自分の中で小節に一本芯が通ったような実感がある。
まだまだ細かいところでは課題は多いが、しかし小屋入り前の最後の通しでこの地点までこられたことは非常に大きなことだと思う。
自分の中でのノルマとして設けていたラインも何とか超えることができたので、これは小屋入り以降の伸びも期待できるのではないかと自分のことながら思っている。

それだけに、油断は禁物だ。

ただ、そうはいってももうここまできてしまえば危惧すべきものは油断なんていうざっくりとしたものではなくて、もっと繊細な、小さな綻びのようなものでなければならないと思う。
何故なら、自分が目指しているものはこの現状を維持することではなく、ここから更に上のステージに上がるための更新をしてゆくことを目指しているからである。

ほんのちょっとの意識のズレ感覚のズレが積み重なって、最終的には修正が困難なほどに溝ができてしまっていたことはこれまで何度も経験してきている。
これが厄介なのは「ほんのちょっと」のズレだからで、よっぽど注意深く自らの芝居の変化に対してアンテナを張っていないと気付かなかったりするのだ。
そしてそのズレたものの上に新しいものを乗せてしまえば、修正もなかなか容易なことではなくなってしまう訳なのである。

好事魔多し。
かなりのいい状態で小屋入りができることとなり、ここから更にもう一段ギアを上げるためにも、上記の点については神経質なくらいに意識して、まずはこの小屋入りから初日までの期間の創作へと臨んでゆきたいなと思う。
リミッターは設けたくないし、だからこそ、それを支えられる土台の部分だけはしっかりとさせておかねばなと。

【備忘録】
・ラストの小節がカイコーを止めるシーン、まだがちっとはまらない感じがしている。台詞を言うことにとらわれ過ぎて、行動と言葉が乖離してしまっているのだ。言えないんだったら言える状態になるまで言っちゃ駄目だ。もしテンポを速くしなくちゃならないのだったら、そこまでの準備の仕方を変える必要がある訳で、言える状態になっていないのに無理矢理言ってしまえばそれは嘘をついていることでもあるし、そんな芝居は創り手の都合しか見えてこないだろう。それでは駄目なのだから、どのように言葉と行動を繋げ、どのようにそこへ必然性を持たせるのか、ちゃんと考えておくようにする。

・襤褸とのシーンでの波のイメージが甘過ぎる。あんなもんじゃないはず。それっぽさに逃げるな。もしイメージがつきにくいのだったらちゃんと調べろ。役者として最低限の仕事だろそんなこと。やれることをやらないのは失礼だ。

明日は稽古休み。
明後日から小屋入りになります。

【小屋入りに向けて】
◆宿題…小節の10年間に、思いを馳せてみる


横山 真
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by yukinone_makoto | 2012-08-24 02:50 | 稽古場日記