演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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7/21(土) 『方丈の海』稽古41日目

7/20(金)14:00~17:30 @卸町イベント倉庫

【外界への印象】
《天候》
●曇り
・もうただただ寒い
《空間》
・寒さの影響なのか、部屋の中のものが皆硬質な印象を受ける

【稽古前の身体状況】
・鼻がやたらと出るが、鼻が詰まっている訳ではないので呼吸には問題がない
・首を動かすとごきごき鳴る
・相変わらず咳が出て、喉も少々痛い
・腰も相変わらずの痛さ(屈むと特に)
・ただ、重心はだいぶ安定している

【今日のテーマ】
◆その時に小節の目に映っているであろう景色のイメージを鮮明に

【ふりかえり】
今日はとにかく寒かった。
それは稽古場であっても例外ではなく、むしろ元々が倉庫であるために冷え方は屋外よりも深刻だったかもしれない。

そのせいもあってか、今日の稽古中、特に序盤は動きがとにかく固かった。
一つひとつの芝居にも、繊細さが欠けていたような気がする。
ただ、そうはいっても芝居の方に支障は出さぬよう強く意識して稽古には臨んでいたため、外側から見ている分にはさほど問題は表れていなかったのではないかなと思っている。

しかしまあ、仮に外側からの印象としては問題なく見えていようが、稽古を行ってゆく上でそんな人の目を誤魔化せたかどうかなんてことはあまり重要なことではない。
何故なら、稽古場で行うべきことはあくまでも創作であるからだ。

目先の障害に気を取られそのことを忘れてしまい、貴重な稽古の時間をいたずらに浪費してしまうことは愚か以外の何者でもない。
かといって障害を放置しておいて結果満足に稽古へと集中できない状況に陥ってしまっても、それはそれで問題である。

それだけに、今の状況に対しどのようなスタンスで取り組んだらより多くの成果を上げられるのか、常に考えながら稽古へと臨むことがとても重要なことなのだろうなと思う。
その都度その都度、今の自分にとって役にとって作品にとって己がどう動いたらいいのかを考えること、別にそれは障害にぶつかろうがぶつかるまいが関係なしで創作に求められる発想なのだろうなと、そんな風に思うのだ。

今日の稽古では、そんなことを改めて考えさせられた。
それもあの寒さがあったからこそである。
寒いのは大嫌いな自分ではあるが、今日は感謝の念を抱かずには、、、いや、あまり抱きたくはないかなやっぱり(笑)
しかしこうして寒さによる不調(というのは少々大袈裟かもだが)からでも気付きに繋げることのできる今の自分の精神状態は、決して悪くはないのかもしれないなとは思っている。

それだけに、今を大切にしつつ、一歩ずつしっかり歩んでゆきたい。

【備忘録】
・ラストの小節がカイコーを止めるシーン、前回よりも自分の中ではしっくりときた。たぶんこっちの方向なのかなと思う。ただ、今日の感じだと泣きに入り過ぎな感も否めず、といった感じ。あの瞬間に小節の中に渦巻いている想いの数々が、どのようなバランスの元で成り立っているのか、、そこを探ることが今後の課題となるかなと思う。

・小節の長台詞のシーン、序盤もたついたが、ところどころで「これかも」っていう瞬間に出会うことができた。それだけにフィードバックを徹底し、そのいい瞬間をしっかり拾い集め、このシーンにおける小節のあり方の核心に迫ってゆきたい。

次回の稽古は7/23(月)になります。

【次回(7/23)稽古に向けて】
◆宿題…これまでの稽古で行ってきたことを、日記を読み返しつつふりかえり、これからに向けて思いを馳せてみる
◆テーマ…今、ここ


横山 真
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by yukinone_makoto | 2012-07-21 23:56 | 稽古場日記