演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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7/18(水) 『方丈の海』稽古38日目

7/18(水)20:00~22:30 @卸町イベント倉庫

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・夕方過ぎると、風は涼しくはなるが湿度は高く、外気に触れているところとそうでないところの快不快の差が激しい
《空間》
・風のない場所は空気がむわっとする

【稽古前の身体状況】
・腰がきりきり痛む
・肩周りが激しく筋肉痛
・息を吸うと咳がしたくなる変な感じ
・ふくらはぎがパンパンに張っている
・但し動きのキレは出てきている

【今日のテーマ】
◆発する際の、逆ベクトルへの意識を強く

【ふりかえり】
だいぶ小節という役にこびりついていた余計な装飾が削ぎ落とされてきたようで、今日の稽古ではかなりフットワークが軽くなっているなということを実感した。

特にそれを強く感じたのが、絵永さんとのシーンの稽古時。
もう、毎回が勝負、みたいな感じで、次に相手からどんな球が投げられてくるのか分からない、というか投げる側すら次にどんな球を投げるのか分からない、といったスタンスでのやり取りが起こっているため、稽古の度に小節の新たな一面に出会えるという、とてもよいサイクルが生まれてきているのだ。

まあ、おそらくは今回の作品の全てのシーンの中で一番回数を重ねてきたシーンでもあり、しかも絵永さんが相手である訳だから、そりゃあこの作品の中でも出色の出来、と言われるくらいのものが仕上がってこなければ嘘だろうと思う。
自分も高校以来の憧れであった絵永さんとの一対一のやり取りを行えるシーンで、こういった素敵な循環が生まれ始めてきているのが嬉しくて仕方がない。

が、だからといって歩む速度を緩める訳にはいかない。
まだまだ粗は目立つし、改善の余地は多分に残されているのだから。
というか、やればやるほどやりたいこともやるべきことも増えてゆくものなのだろうから、ここで歩みを緩める意味が分からない。
他のシーンだってまだまだお世辞にもいい、とは言い難い出来な訳なのだし、とにかく今後もこれまで以上に力を入れて更新を続けてゆけたらなと思う。

千穐楽が終わっても、舞台作品には更新の余地が残るものである。
だからこそ、その終わりをどのような形で迎えるのかは、とても大切なことであると思うし、そのためにもその終わりへと続く道の途上である今に全力を尽くすことは創作の上ではごくごく当たり前のことでもある。

その当たり前を、ちゃんと全うできるよう、努めたいなと思っている。

【備忘録】
・少しずつ、小節の長台詞のシーンの精度が上がってきつつある。が、そうして精度を上げてゆくことと同時進行で、自らの芝居を更新させてゆくことにも力を注いでゆくことを忘れないようにしたい。まだ今は一つひとつ積み重ねてゆく段階なのでこのままの姿勢で突き進んでいっても問題はないと思うのだが、近い将来、それが頭打ちの状態になる時が必ずくるはずなので、その時に慌てて考えるのではなく、今のうちからその時を視野に入れて取り組んでゆく、という発想で臨むことはとても重要なことだと思う。

次回の稽古は7/19(木)になります。

【次回(7/19)稽古に向けて】
◆宿題…身体トレーニングとケア
◆テーマ…楽しむ


横山 真
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by yukinone_makoto | 2012-07-19 02:33 | 稽古場日記