演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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7/5(木) 『方丈の海』稽古29日目

7/5(木)20:00~22:30 @卸町イベント倉庫

【外界への印象】
《天候》
●曇りのち雨
・蒸し暑いかと思ったら雨と共に急に冷え出した
《空間》
・湿り気があるせいか、音にも重みが感じられる

【稽古前の身体状況】
・ふくらはぎがパンパンに張ってる
・首の後ろの筋が張っていて、頭皮まで突っ張っているような感じがする
・鼻の奥から喉の辺りまで、変な感じに痰が絡んでいる感覚がある
・腰周りがずーんと重い
・目の奥の辺りが重くて頭もぼーっとしてる

【今日のテーマ】
◆風景のイメージを鮮明にする意識を

【ふりかえり】
今日の稽古では、一先ず後半部分でやれるシーンを最後まで流して行った。
もちろん、今日初めて稽古したシーンばかりで、お世辞にもいい出来だとは言えない内容ではあったが、しかしそれでも最後まで実際に稽古してみることで作品の全体像が見えてきたことは今後へ向けての大きな前進であったと思う。

今日の稽古での経験を踏まえ、それを今後の創作の際にどのようにして活かしてゆくのか。
現時点でも色々と浮かんできてはいるし、たぶんこれからもどんどん浮かんでくるだろうなとは思う。

そんな中で、今日の稽古で一番の収穫であったなと思ったことは、後半は小節もだいぶ遊べる状況が増えてくるんだなと感じることができた点。
台本だけを読んで自分の中でイメージしていた空気感とはだいぶ違っていたことに気付けたので、次回からの稽古に臨む際の精神的な自由度がまるで違ってくるだろうなと思う。

たぶんこれも前半部分の積み重ねがあったお陰で、お客さんの中にそれぞれの役に対するイメージのようなものが生まれ、固まってくるので、そのイメージを利用した芝居、、、例えばこれまでの役のイメージをわざと外した芝居をしてみたり、そのイメージがあるからこそ引けるイメージの補助線を狙って敢えて必要な要素を端折った説明不足の芝居をしてみたりと、役へのアプローチの選択肢が増えるのである。
そしてそれがつまり、先に書いた「遊べる状況が増えてきた」ということでもあるのだ。

これはたぶん、前半部分の積み重なりが確かであればあるほど、遊べる可能性は増えてゆくのだと思う。

なので後半部分が中心であろう当面の稽古では今までの稽古での積み重ねを十二分に生かせるような芝居を強く意識して臨むようにし、再び前半部分の稽古に戻ることになったなら、この今行っている後半部分の稽古を行ってゆく中で見えてきた前半部分とのよりよい向き合い方に気付くことができるかもしれない。
そうやって前半と後半を行き来してゆく中で、作品のクオリティというものは向上してゆくのだろうし、その強度も増してゆくのだろうなと、そう思う。

【備忘録】
・台詞がまだ完璧に入っている訳ではないことを露呈してしまった。今はまだ「覚えている」レベルで「入っている」段階ではないのだと思う。だから感情が昂ぶった状態で強いエネルギーを発しなければならない状況になると、ところどころ台詞の出が詰まったり、聞いている側の印象として言葉でなく声という音の圧だけになってしまう瞬間が生まれてしまうのだ。もう一度、台本を確認し、しっかり身体へと台詞を叩き込まねば。

・小節という役が、今後どのように転がってゆくのかが全く読めなくなってきた。自分の役でここまでいい意味で先が見えてこないのは初めてかも。但し、不安は一切ない。ただただこれまでの積み重ねと目の前の人と状況を信じ、委ね、その結果生まれてきたものを捕まえてゆくことに没頭してゆこうと思う。

次回の稽古は7/6(金)になります。

【次回(7/6)稽古に向けて】
◆宿題…台詞を身体へと叩き込む
◆テーマ…目に映ったもの耳に入ったものを流さずいちいち拾ってみる


横山 真
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by yukinone_makoto | 2012-07-06 01:39 | 稽古場日記