演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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6/25(月) 『方丈の海』稽古24日目

6/25(月)20:00~22:00 @10-BOX box-3

【外界への印象】
《天候》
●曇り
・結構陽は出てはいたのだけれども、あまり暖かい印象はなかった
《空間》
・視覚的印象:あるシーンの時に明かり消してみて気付いたけど、蛍光灯の明かりがキツい
・音:音の輪郭がすっきりしていて人の声が聞き取り易い
・その他:床がべこべこいう音が気になる

【稽古前の身体状況】
・腰がきりきり痛む
・首がぎっちぎちに凝り固まっている
・肚が浮き気味で、ふわふわしてる感じがする
・肩甲骨が背骨に張り付いてしまっていて稼動域が狭くなっている気がする
・目が充血気味

【今日のテーマ】
◆とにかく、丁寧に

【ふりかえり】
今日の稽古で、ようやく、言葉を振り切れたような実感を持てる瞬間に出会うことができた。
そのシーンは襤褸とのシーンで、つまり、絵永さんとのやり取りの中でそういう瞬間が訪れた、という訳だ。

これは本当に嬉しいことだった。
高校以来の憧れの存在である絵永さんとがっつり絡めていることだけでも嬉しいのに、今日のような俳優冥利に尽きるような瞬間まで共有させてもらえていることは、これ以上ない幸せだと思う。

が、だからといって決して気を抜いてはいけないと思う。
その素晴らしい瞬間だって、絵永さんによさを引き出してもらえたからこそ至れた訳だし、絵永さんの俳優としての懐の深さがあればこそのものであった。

それはとても有り難いことではあるし、自分でもびっくりするようなところにまで連れて行って下さったことに対しては心より感謝してはいるのだけれども、しかし、このまま助けられっぱなしで済ませるつもりは一切ない。
やはりこちらからも絵永さんのよさを引き出せるような関わり方をしてゆかねば、俳優としてとても情けないことだと思っている。
せっかく絵永さんとのあんなにも素敵なシーンを任されたのだから、絵永さんにも「ああ、横山くんと絡めて本当によかった」と思わせられるような存在でありたい。

そうしてお互いによいところを引き出し合えるような関係を築いてゆくことが、創作におけるよい循環を生み出すためのとても重要なアプローチに繋がってゆくのだと思う。

だからこそこれからも一切手を抜くつもりはないし、とことん攻めてゆくようにしたい。
何故ならそれが、尊敬する先輩へ対する礼儀であるとも思っているからだ。

それによってどんなところまで行けるのか、全くわからないけれども、せっかくのチャンスは最大限に楽しみたいし、今到達し得る最高の成果を上げられるように全力を尽くしてゆきたい。

【備忘録】
・襤褸とのシーンの前半、思い出が蘇ってきてから我に返るまでの部分が型にはまってきつつあるために切迫感に欠ける時間帯となってしまっている気がする。「こうあらねば」などという幻想は棄てる必要がある。もっと己を揺さぶってゆくべきだ。自分で自分を驚かせてやるくらいの意気で臨んでゆくようにしたい。

・壽賀子、カイコーとのシーンの時の小節のあり方があまりにも何となく過ぎる。もっと一つひとつの行動に命を吹き込んでゆかねば、単なる段取りを追っているだけのつまらないシーンとなってしまう。たしかに動きは激しいシーンではあるかと思う、が、全然追えないレベルの激しさではないと思うし、そもそも変に余裕を持とうとなんかせずに、今の自分のできる最大で臨んでゆく中にしか、作品の更新は望めないと思う。出し惜しみは、絶対にしない。

次回の稽古は6/26(火)になります。

【次回(6/26)稽古に向けて】
◆宿題…身体のメンテナンス
◆テーマ…切実に


横山 真
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by yukinone_makoto | 2012-06-26 02:28 | 稽古場日記