演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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6/6(水) 『方丈の海』稽古15日目

6/6(水)20:00~22:00 @10-BOX box-3

【外界への印象】
《天候》
●晴れときどき雨
・一雨きたせいか、日が暮れると急に空気が冷たくなった
《空間》
・視覚的印象:どうも暗い感じ
・音:何故か音がスカスカに聴こえる感じがした
・その他:埃っぽい

【稽古前の身体状況】
・腰が重く痛む
・いくらかましになったとはいえ咳は相変わらず出る
・肚が浮き気味で重心が落ち切らない
・意識のフォーカスがぼんやりとしていて一点に絞り切れない
・呼吸が浅く、声がふわふわしている

【今日のテーマ】
◆舞台全体の状況把握を強く意識する

【ふりかえり】
今日は、稽古開始直前まで隣の部屋であるくと会議に参加していたこともあってほとんどアップのできないまま稽古へと臨むこととなってしまった。
やはり身体は正直なもので、準備を怠れば当然のように諸々の感覚は鈍くなるものだなということを痛感した。

どうしても肚が浮いてしまっていて、これまでの稽古で普通にやれていたことがどうしても一発で決まらない。
声にも重みがなく、身体まで軽くなってしまったせいで昨日までの軽量化させてきた作業が完全に裏目に出てしまうような状態に陥ってしまった。

アップが不十分なせいで役の存在までもが軽くなってしまうとは、、、
やはりアップは大事なのだなと、つくづく実感させられた今日の稽古であった。

ただ、そうはいっても今日のように稽古前にしっかりとアップの時間をとることのできないような状況は今後もあるかもしれない。
そういう際にどのように対応してゆくのか、についてはしっかりと想定し考えておく必要があると思う。

前に入っている予定の合間合間を見計らい芝居の際に特に必要とする箇所へ重点的に刺激を与える、というやり方もあるだろうし、稽古開始直前の数分でもできるような「最低限これだけやっておけば自らの身体と感覚は目覚める」というアップの方法を持っておく、というやり方でもいいかもしれない。

とにかく、時間がないのならばないなりにやれることはやっておいて損はない訳なのだから、無策であることだけはなんとしても避けてゆきたいなと思う。

【備忘録】
・壽賀子とのシーンの時の身体の捌き方。ちゃんと肚で相手と向き合う意識でやらないと駄目だ。手先だけでやり取りをしていてもそれっぽいだけの関係性しか生まれてこない。お互いに肚からぶつかり合うからこそ、心のやり取りができる訳で、心のやり取りにならないぶつかり合いになんて誰が心を動かされるというのだ。相手を信じて、とにかく肚で向き合ってゆくようにしたい。

・導線の消化の仕方が甘い。今のままでは創り手の都合が見え過ぎる。ちゃんと小節にとっての必然に落とし込まなければならない。自分一人で考えようとするのではなく、舞台上の人、ものは全て利用できるものなのだという認識で、広い視野を持って考えてゆくことを心がけてみる。

次回の稽古は6/9(土)になります。

【次回(6/9)稽古に向けて】
◆宿題…台詞の細かいニュアンスや訛りなど、雑になってきているので確認する
◆テーマ…肚から向き合う


横山 真
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by yukinone_makoto | 2012-06-07 01:18 | 稽古場日記