演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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3/6(火) 『方丈の海』稽古3日目

3/6(火)20:00~22:30 @IQ150稽古場

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・寒さの質が変わってきた?
《空間》
・視覚的印象:一度経験したためか、前よりも空間を把握できている気がした
・音:場所によって残響が気になる位置もあるんだなって気付いた
・その他:結構雑然としているはずなのに、何故かすっきりしているように感じる

【稽古前の身体状況】
・首周りが猛烈に凝り固まっている
・膝がギシギシいってる感じでちょっと痛む
・腰が張ってきている
・肚が座ってきているけれども、もうちょい落ち着いて欲しいなっていう感じ
・頬骨周りが少し固い

【今日のテーマ】
◆内側のせめぎ合い

【ふりかえり】
今日は、諸事情により石川さん始め数名が稽古へ来れなくなってしまったため、参加できたメンバーでの自主稽古、という形になった。
進行も、読み合わせ→軽くふりかえり→読み合わせ、というシンプルな内容で、それぞれの課題の洗い出しなどを各々で行った訳だ。


自分はというと、まだどうしても方言が身体で掴みきれておらず、ニュアンスでやろうとしてしまう部分が多いなと度々感じてしまう状態であった。
イントネーションや言葉の崩し方の傾向のようなものはだいぶ見えてきたような気がするのだけれども、それらと台詞とのすり合わせがもうひとつうまくいかないのだ。

ただ、こればっかりはもう、数をこなして身体に染み込ませるしかないのかなと思う。
何も考えずに、それが自然に滲み出てくるような状態にまで自らの身体を変容させてゆく。
そのためにできることをとことん考え、まずは日常の習慣を変えるところから始めてみようかと。


さて、その他にも読み合わせてみて色々と浮かび上がってきた課題は多いので、備忘録としてメモしておきたいことも含め以下に記しておく。

・この稽古の前に近作の上演会場である卸町イベント倉庫へ、会場の外から見ただけだが行ってきた。ちゃんと自分の目で、どの程度の規模の会場であるのかを確認したかったためなのだが、やはりそうしてよかったなと思った。外から見ただけながら、自らの想像とのズレを確認できたため、僅かながら想定し易くなったのだ。まあ、音の反響や空間の質感などのように実際に中からも確認しなければ分からないことは多いため、中に入っての下見は必須だとは思うが。

・それに関連することだが、大体の会場のサイズを確認してみてこれまで想定していた声の出し方ではたぶん通用しないなと推測されたので、その点についての対策を考えねばならないなと思った。もちろん、小節という役の持つ質感があった上での対策でなければ意味がないので、小節の特性をうまく利用した声の出し方を今後は探ってゆきたい。気をつけるべきは、「小節の特性を殺さないように」ではなく「小節の特性を利用して」でなければクリエイティブにはなってゆかない、という点だ。前のめりでの役との関わり方を忘れずに。

・まだまだ集中が足りない。散漫。小節の執着具合を甘く見過ぎている。力みゃあいいってもんじゃない。閉じりゃあいいってもんでもない。絶望を抱えながらも、世界とは繋がっているんだ。諦めてはいないんだ。決して俗世を捨てたり、悟ったりしている訳ではない、ということを心得て向き合ってゆかねば、ただ表面をなぞるだけだ。

・小節の台詞の中には結構土地の名前や風景の描写を語っているような言葉が多くあるが、今の自分の発している言葉(というよりも、音)はどれものっぺりとしている。その一つひとつが違うんだ。その一つひとつの場所で、小節は全力だったんだ。とてもじゃないがなんとなくでは語れないはず。


次回の稽古は3/8(木)になります。

【次回(3/8)稽古に向けて】
◆宿題…身体のケア(少し不調気味になってきているため)
◆テーマ…没頭


横山 真
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by yukinone_makoto | 2012-03-08 14:52 | 稽古場日記