演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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12/16(金) 『少女Aの帰還』 本番3日前

12/16(金)18:30~21:30 @岩戸公民館・会議室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・昼過ぎ辺りから、風が強く、冷たくなってきた
《空間》
●会議室
・視覚的印象:この部屋の壁って意外と色落ちが激しくて色ムラ凄いなって気付いた
・音:いつもよりも外の音が遠くに感じる
・その他:なんとなく、部屋の中の空気が動いている感じがする

【稽古前の身体状況】
・膝、腰、肩の3点が特に固く、なんだか全身がうまく連動してない感じがする
・ただ、心身のあり方は軽やかではある
・呼吸が無理なく深くいられている
・左半身の方が色々筋肉が張っている感覚があって、左右のバランスが悪い
・やや重心が前のめり

【今日のテーマ】
◆ためらわず、且つ繊細に

【ふりかえり】
だいぶ集中力というか、稽古に臨む際の空気の密度が濃くなってきたような実感が出てきた。
昨日までの稽古の雰囲気とはまるで充実感が違う。

や、別に昨日までが悪かった、という訳ではなくて、創作の段階が次のステップに進んだことの証明なのだと思う。
昨日までの稽古のあり方も悪くはなかったと思っているし、その流れがあったからこその今日の稽古であった訳だから、むしろとてもよい流れであるはず。

こういう感じで、ちゃんとこれまでの稽古で行ってきたことの積み重ねの結果として創作の段階が無理なく推移できているのは本当に素晴らしいことだと思う。
それはつまり、そこに必然が存在しているからだ。
その時の気分気分で行き辺りばったりに右往左往してしまっている状況とはおよそ対極にあるからだ。


しかしそれはあくまでも稽古場の状態がいい流れに乗ってきている、というだけのことで作品のクオリティと必ずしもイコールであるとは限らない。
どんなに充実した稽古を送れていたとしてもつまらないものはつまらないし、逆に劣悪な創作環境で創られたものでも面白いものは面白いのだ。

そこは勘違いしてはいけない。
だから手は緩めてはいけない。

ただ、稽古場の環境がよい、というのは、そこに携わっている人間が自らの実力を最大限発揮できるチャンスが多く用意されている、ということだ。
だからこれを利用しない手はないと思うし、未知の領域へ飛び込むことを恐れる理由は一切ない。

というよりも、この今のよい循環は、保とうとした途端に崩れ去る性質のもので、攻め続けることで巡ってゆくものなのだと思う。
何故かと言えば、創作へ真摯に向き合おうとする皆の姿勢がこの循環を生んだ訳であって、このよい循環を生もうとして生み出した訳ではないからだ。


まあ、ここまででああだこうだと色々書き連ねてみたが、そもそも手を緩めるとかそういう地点に今の現場の人達はいないので、問題はないだろうなと思っている。
明日も精一杯、ぶちあたってゆこうかと。

【備忘録】
・まだ集中力にムラがある。特にシーン途中から返す際の切り替えが甘い。それはたぶん身体に役の生理が落ち切っていないからだと思うので、明日の稽古までに対応させる。
・ちょっと型に頼る瞬間がある。型は役の更なる飛躍のための手段であって、決して楽をするための手段ではないのだということを心得るべきだ。
・型の話にも通じることだが、もう少し舞台上で一緒に立っている存在に対する柔らかさのようなものを備えられるようにしたい。たまに質感的な部分で相手役と必要のない喧嘩をしてしまっているように感じるので。
・今日の稽古で感じた細かい部分でのすれ違いや(不要な)ちぐはぐさは、明日の稽古までに全てさらっておく。


次回の稽古は12/17(土)になります。

【次回(12/17)稽古に向けて】
◆宿題…喉のケア
◆テーマ…みなぎらせ、それらを弱らさずに全て内に封じ込める


横山 真
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by yukinone_makoto | 2011-12-16 23:35 | 稽古場日記