演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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12/8(木) 『少女Aの帰還』 稽古5日目

12/8(木)19:00~21:30 @岩戸公民館・会議室

【外界への印象】
《天候》
●曇りのち雨
・あまりに静かで驚いた
《空間》
●会議室
・視覚的印象:部屋の輪郭がぼんやりしていて、曲線的な印象を受けた
・音:反響が散らばって嫌な感じだった
・その他:一段と空気がからりとしていたように感じた

【稽古前の身体状況】
・背筋が張り気味
・肩胛骨が張り付いてる感じ
・古傷の左足首がじんわり痛む
・頭がぼんやりしてる
・目が乾いてしょぼしょぼする

【今日のテーマ】
◆「今」にこだわる

【ふりかえり】
だいぶ冒頭のシーンの方向性が具体的になり始めてきた気がする。
お互いの関係性を立体的にしてゆく段階から、化学反応を起こす段階に移行し始めてきているのを、肌で感じているからだ。

また、今回の上演形式であるドラマリーディングの面白さも、くっきりと浮かび上がってきつつあるなと実感している。
「そっか、こういう楽しみ方もあるんだろうな」という発見が次から次へと出てくるので、一つひとつのシーン、一つひとつの行動を考えつむいでゆくことがとても楽しい。


たぶんこれらは創作のとっかかりの段階としては非常によい状態だし、きっと上々の入り方はできているのではないかという気がする。

それだけに大切なのはここからで、アイデアを出し合ったり色々と試しながら様々な発見を得てゆく作業がうまくいっているからといって、その後の深めてゆく作業がうまくいくとは限らないのだということを、しっかりと心に留めて臨んでゆく必要があると思っている。

何故なら、これまでの自分は、そこをごっちゃにしてしまうことで幾度も痛い目を見てきたからだ。

一つひとつのアイデアを深めるためには、アイデアを捻り出す際に必要な思考の瞬発力よりも、より細かなものに気付ける繊細さ、一つのものに根気よく向き合い続けることのできる粘り強さ、そして必要とあらばこれまで積み重ねてきたものを軽やかに手放すことのできる思い切りのよさが要求されてくるのではないかと、自らの経験から、今の自分は考えている。

まあ、いずれにせよ苦しい闘いにはなってくるのだと思うのだが、そこを避けてはよりよいものが生み出せない以上、その困難さを笑顔で迎え入れられるくらいの強く柔らかな精神で挑んでゆけたらなと思っている。


さて、今日の稽古で感じたこと気付いたこと留意しておきたいことを備忘録として以下に書き記しておく。

・ドラマリーディングにおける視線の置き方・姿勢・身体のリズムについて
・今回の自分の役の身体的特徴とどう付き合うか
・例えばト書きにある「寝る」という行為をそのまま行うのか、或いは違った所作に置き換えてみるのか
・例えば相手との関係性による声質の変化をどの程度デフォルメしてみると効果的なのか
・そもそもドラマリーディングにデフォルメは必要なのか
・外気に対する反応(暖かいか寒いか、匂いはどうか、乾燥しているのか湿っているのか、など)を忘れがちなのではないか
・生活感

次回の稽古は12/9(金)になります。

【次回(12/9)稽古に向けて】
◆宿題…己の役との対話
◆テーマ…生活感


横山 真
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by yukinone_makoto | 2011-12-09 00:09 | 稽古場日記