演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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11/13(日) 『少女Aの帰還』 稽古前WS

11/13(日)13:00~18:30 @岩戸公民館・会議室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・日向と日陰との、肌に感じる温度の差が激しい
《空間》
●会議室
・視覚的印象:一面がガラス張りだったせいか、部屋が実際のサイズよりも広く感じた
・音:程よい反響だったせいか、声を発した際に自分の耳へ返ってくる声と身体感覚とでほとんどズレを感じなかった
・その他:とにかく床が冷たかった

【稽古前の身体状況】
・呼吸が浅い
・若干肚が浮いている
・首周りの緊張のせいか、猫背気味
・あご周り、眉間周辺にロックがかかっている
・目が乾く

【今日のテーマ】
◆自然体

【ふりかえり】
役者としては相当久々の俳優としての公演参加となる今回。
とにかく人前に立つ際の感覚が鈍っていないかどうかが心配だったのだけれども、これまで俳優としての活動を行っていなかった期間も自主稽古や読み会などを継続的に行ってきていたせいか、さほどブランクを感じることなく今日の稽古へと臨めた。
まあ、3月のあの日以来、精神的にも参ってしまっていて一時は人前へ立つことに恐怖を感じてしまっていた時期もあったのだけれども、周囲の人達のお陰でそんな迷いを吹っ切ることができ、以前よりも精神的に多少タフになれていることもブランクを跳ね返す原動力になれているのかなという気もしている。


そんな今日の稽古の流れは以下の通り、

■円になって時計回りで順に名前を言う
→誰かしら変えたくなったら任意で名前を回す方向を逆にできるようにする
→名前を回す人へ手を差し出しながら名前を言う
→差し出す手を指差しに変えてみる
■ピン・ポン・パンゲーム(首→首→指差し)
→「ピン」の人が任意で「首→首→指差し」と「指差し→指差し→首」を選べるようにする
→プラス先にやった名前を回すのも選択肢に追加
→メトロノームのリズムに合わせて(徐々に早くしてゆく)
→ルール内で、周りのミスを誘うように仕掛けてみる

■1人1曲ずつ、用意してきた歌に演出をつけて歌う

■3分間フルに使っての自己紹介
→15秒でフリートークリレー×5周

◆休憩

■本読み
■簡単に今回の戯曲についての説明
■抜きで読み

今日の稽古の中で自分でも一番驚いたことが、かつては猛烈に苦手だったはずの自己紹介やフリートークが与えられた時間内では全く足りないくらいに話せるようになっていたこと。
まあ、その内容云々は別として、思考を停滞させずにひたすら喋り続けるようなことは自分が最も不得手とするところであったのだけに、あそこまでいい意味で無責任に言葉を突き放せるようになっていたのは自分でもびっくりした。

もしかすると、これはこれまでの俳優以外の活動が生きてきているのかもしれない。
言葉との距離の取り方が、明らかに以前俳優ばかりをやってきていた時と違っているからだ。
特にここ最近は、自分の言葉で喋らなければならない機会が明らかに増えてきていたので、そういうことが大きく影響しているのかもしれないなと、そんな実感が確かにある。

となるとあの俳優から離れていた時期というのも決して無駄な期間ではなかったのだなと、そう思う。


ただ、その一方で、身体に関しては少々不自由を感じてもいて、発しきれないというか、縮こまってしまっていてもう一つ伸びきらない感じが残ってもいる。
例えば同じ「手を振り上げる」という動作でも、以前に比べてキレが全然ないし、何より動きに躊躇いが見受けられる。

心も身体も、どうやら内側の方でぎゅっと硬くなってしまっているのかもしれない。
これは本稽古へ入るまでに心身共にうまくほぐして、強さだけでなくしなやかさも同時に備えた筋力に仕立て上げる必要がある。


明日の稽古が終われば次はもう12月までしばらく稽古はない。
それだけに今やれることはしっかりやり尽くし、ベストの状態で本稽古での創作へと臨みたい。


次回の稽古は11/14(月)になります。

【次回(11/14)稽古に向けて】
◆宿題…日常で蓄積してきたダメージのケア
◆テーマ…面白い方へ

横山 真
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by yukinone_makoto | 2011-11-14 15:01 | 稽古場日記