演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

5/1(土)『しゃぼんのころ』 稽古11日目

5/1(土)13:00~22:00(横山16:00入り) @杉並会館・第二集会室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・日差しが強いけど柔らかめ
《空間》
●第二集会室
・視覚的印象:角ばった印象がした
・音:反響が独特で、自分の声がもろに聞こえてきて若干の不快さを感じた
・その他:実際のサイズよりも何故か狭い感じがした

【稽古前の身体状況】
・妙に咳が出る
・ふくらはぎが張っている
・腰が重い
・若干呼吸が浅く、荒い
・首周りが凝っている

【今日のテーマ】
◆場を停滞させない

【レポート】
だいぶ作品そのものはいい感じに組み上げられているように感じる。
外側から観ていても、全然飽きずに観ていられるのが非常に心強くもある。

それだけに、自分の停滞具合いがもどかしくあるのが今の正直な気持ちだ。
何がどうなって今のしっくりこなさがきているのか、まだ掴みかねている。
たぶん、ほんの少しだけ歯車の噛み合わせが悪いために起こっている停滞なんだろうなということは分かっているのだが。
まあ、その「ほんの少し」がとても厄介な問題なんだろうけれども。

ただ、今日最後に返した時に、敢えて今までのアプローチとはがらっと手法を変えてみた際に、少しだけ、次に向けてどう手を打てばいいのかが見えてきたような気がしている。
きっとその返し稽古自体は、今回の稽古期間中でも最低の出来だったんじゃないかとすら思うような内容だったんだけれども、それはどちらかと言えばやる前から折り込み済みではあって、むしろそれを試すことによって逆に色々と見えてきたものがあったので、決して無駄なアプローチではなかったかなと思う。

本来ならばあのような形から入るようなアプローチというのはしないに越したことはなかったんだが、今回の創作で目指している地点を考えてみれば、今の状態を長引かせることは決して得策ではなく、だからこそ敢えて自分のそういったこだわりを棄てて、あのようなアプローチをとってみようと考えた訳である。
それだけに、大切なのはその発見を明日以降の稽古にしっかりと繋げてゆくことなんだと思う。

【本日の稽古での留意点】
◆声が不必要に大きくなってきている。心のどこかで「見せよう」という邪念が芽生えてきているのかもしれない。目の前の相手とのやりとりに必要な分の声量で本来ならば事足りるはず。また、過不足なく相手へと伝えようとすることは、実際とても難しいことであるのだから、そこへちゃんと挑んでいかなきゃ。
◆場をコントロールさせようとしてきている。そういうことはできないんだからやらない。仮にできたとしても、マームではそういう芝居は求められてはいないはず。不安定なところから目を逸らさない。
◆自分の行為の全てが台詞基準で回ってしまっている。今の自分には、台詞以外の言葉を選択していた可能性が見えてこない。それは逆算でしかない。
◆今のままでは、あき以外の人と関わっている日比野が想像できず、人として非常に平面的。それは裏を返せば、誰が相手でも同じ対応をしてしまうということでもある訳だ。もっと視野を広く持って役と向き合ってゆかねばならない。
◆好守がはっきりと分かれてしまっている気がする。100%で発信して100%で受信してしまっていて、やりとりが物凄く記号的に感じる。あれでは人間同士のやりとりには思えない。

次回稽古は5/2(日)になります。

【次回(5/2)の稽古に向けて】
◆宿題…日比野について、ゆるめに妄想してみる
◆テーマ…選ばれなかった可能性

横山 真
[PR]
by yukinone_makoto | 2010-05-02 01:22 | 稽古場日記