演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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2/10(水) 『たゆたう、もえる』 本番3日前

2/10(水)11:00~22:00 @こまばアゴラ劇場5F稽古場

【外界への印象】
《天候》
●曇り
・空気は比較的暖かく、風は冷たい
《空間》
●こまばアゴラ劇場5F稽古場
・視覚的印象:意外と狭い?
・音:音がぐしゃっとする感じがある
・その他:乾燥と埃で空気はかなり悪い

【身体状況】
・左右のバランスが悪い
・喉がいがいがする
・顔ががさがさ
・肩周りがずっしり重い

【今日のテーマ】
◆台詞離れをよく

【レポート】
今日は、とにかく4場創りを中心に稽古が進行していった。

4場の冒頭のシーンは登場する人物が多い上に同時進行で複数のやりとりが行われるシーンのため、意識のフォーカスをうまく分散させて存在することが重要になってくる。
が、今日の自分は、そこのところが今一つであったように思う。
ひとつのやりとりでいっぱいいっぱいになってしまって、意識の重心移動がスムーズにいかなかった。

その時の身体の状態や感情などは役の状況などに応じて偏らせてゆくことも必要になってくるのだが、そんな中でも意識のフォーカスの位置だけは、常に「真ん中」を意識して芝居に臨んでゆかねばならないと思う。
でないと、糸の切れた凧のように自分で自分の行き先を定めることもできずに、ただただその時々の状況に流されてしまうだけの存在になってしまう。
今日の自分は、まさにそんな状態に陥り気味であった。

もしかすると、まだそうたという役の方向性に対しての迷いがあるのかもしれない。
だから、思い付きの単発っぽい芝居をしてしまうのではないだろうか。

まあ、一つひとつのそうたの行動の意識の繋がり方にもまだ甘さが目立つので、そういう部分にももっと手間をかけるべきであるとは思う。
台詞が飛んでしまうというのは、単純に意識の繋がり方に決定的な不足点があるということだ。
おそらくは、順番で台詞を覚えてしまうからこういうことになるのだと思う。
ちょっと回路を切り替えてみた方がいいかもしれない。


それ以外の今日の稽古で気付いた点。

●設定上の空間が変わっても、身体に表れる居住まいに変化がなさ過ぎる。もっと空気の温度や湿度、足の裏に感じる床の感覚などを明確にイメージしてみるべきだし、空間に対する慣れ具合いやその空間の外への意識もしっかりと持つべきだ。

●まだ「かわし」の芝居を選択してしまう率が高い。ガチでぶつかれるところはもっと思い切りよくぶつかってゆくべきだ。ただし、ぶつかっていった際にはそこでその想いを発散させて落ち着かないよう気を付ける。

●今日の2場の場通し時の感触はよかった。今日のテーマにしていた「台詞離れをよく」という意識付けが功を奏したのだと思う。あまり余計なことを考える余裕を自らに与えることがなかったので、とにかく“今、ここ”に集中することができたのが大きかったのだと思う。

こんなところか。


次回の稽古は2/11(木)になります。

【次回(2/11)の稽古に向けて】
◆宿題…身体のケア
◆テーマ…信じる

横山 真
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by yukinone_makoto | 2010-02-11 00:51 | 稽古場日記