演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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1/18(月) 『たゆたう、もえる』 稽古15日目

1/18(月)18:00~22:00 @青少年学習センター・講習室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・あったかい
《空間》
●講習室
・空調が効き過ぎていて、空気の乾燥がきつい

【身体状況】
・腹の調子が今ひとつ。なんだかよく鳴る。
・一時期の重だるさはなくなったのだが、逆にふわふわして肚が定まらない感じがする
・左側に身体が傾いでいるような感じがする
・人との距離感が、普段よりもほんの少しだけ遠くなっているような気がする

【今日のテーマ】
◆言葉にしない

【レポート】
今日の稽古では、自分の出番のシーン稽古こそなかったものの、自らの創作に繋がってくるような発見が沢山あった。

特に、今回の相手役であるプリン(冨山さん)とまるまる(荻原さん)の役について(あと、役者本人についても)外側から見ていて色々と知ることができたのは、かなり大きな収穫であったなと思う。


プリンとは、昨年行った『暇人のWS』でも相手役であったのだが、今回一緒にやっていて、お互いにあの時からかなり変わってきたよなと感じている。

なんだか、あの時は自分の方が、ちゃんと彼女に向き合えていなかった。
というのも、己の心の器を、自らの想いだけで一杯にしてしまっていて、彼女のことを真っ直ぐ見ようとできていなかった気がするのだ。

しかし今回は、彼女と一緒にいる時間そのものが単純に楽しい。

たぶんそれは、自分も変わったし、彼女も変わったということの表れなんだと思う。

結果、どんどんとプリンのことを知りたくなっている自分がいて、正直自分自身でも驚いていたりする。

元々素晴らしい女優さんだと思っていたけれども、今は更に人間的な面でも尊敬の念を抱きつつあったりするのも、非常に大きな変化だなと思う。


一方のまるまるは、役者そのものが初めてということもあるので、当然のことながら今回が初共演となる。

まるまるは本当に素晴らしい勘をしていると思う。
そしてそれは、その優れた勘を生かせるだけの努力に裏打ちされたものでもあったりするのだ。

正直言って、世の俳優達は、彼女の創作へと取り組む姿勢を見てもっと危機感を持つべきだとすら思う。

また、日頃から人の話を聞くのがすごく上手い。
たぶんそれは、相手が何を言わんとしているのか、という視点から聞けているからなのかもしれない。
だからこそ、相手の言いたいことはこれだと断じるタイミングを一呼吸も二呼吸も待つことができるのだと思う。

彼女は、自分なんかよりもよっぽど大人であり、やはり尊敬の念を抱かずにはいられない。
きっと、その気持ちは今後更に強まってゆくんじゃないかという気がする。


一つひとつ発見が増えてゆく度に、どんどんとこれからの創作が楽しみになってくるのが自分でも分かる。

やはり、心から尊敬できる人と一緒に創作ができるのは、創り手の人間として本当に恵まれているのだと思う。

そして、こんな風に考えることができるようになった自分のことも、素直に認めてあげていいのかもしれない。


人との関わりの中で、自分という存在は形作られてくる。

その実感を持つことができている今の自分は、とても幸せだと思う。


次回の稽古は1/19(火)になります。

【次回(1/19)の稽古に向けて】
◆宿題…今日の発見を踏まえた上で、役と対話
◆テーマ…言葉にしない


横山 真
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by yukinone_makoto | 2010-01-19 00:25 | 稽古場日記