演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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1/5(火) 『たゆたう、もえる』 稽古8日目

1/5(火)18:00~22:00 @大野北公民館・茶室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・空の色があまりにもすっきりしていてハッとした。
《空間》
●茶室
・ものすごく落ち着く

【身体状況】
・風邪の影響で鼻声なのと、咳が出始めると止まらなくなる
・身体を動かす際、自分のイメージよりも若干動きが重いように感じる
・自分で感じている心臓の鼓動のリズムが不規則な気がして落ち着かない
・下半身にもうひとつ踏ん張りがきかない

【今日のテーマ】
◆心の振り子の振り幅を大きくとる

【レポート】
年末あたりから風邪をひいてしまったのだけれども、長引いてしまい未だに鼻声なのと、一度咳が出始めると止まらないような状態になっており、その影響で今日の稽古ではとても集中力に欠けてしまっていた、、、本当に情けない、、、

これだけ悪い状態であるならば、それはそれで何かしらの発見などあるのではないかとも思ったのだが、なかなかそれも浮かんでこないのが正直なところ。


それでも敢えて何か挙げるとするならば、「例えばタイムリミットが定められているとして、果たしてそこへの焦りを全面に出すだろうか?」という点に今日の稽古で色々試してみた結果気付けたということ。

急いでいる時というのは、果たして100%で急いでいるのだろうか?
「落ち着こう」とする意思はゼロなんだろうか?

ふと、そんな疑問を抱いたのだ。

もしかすると、どんなに急がなきゃいけない状況の時でも少なからず「落ち着こう」とする意思は働いている訳で、そこの意思の攻めぎ合いこそが観ている側にとって興味を惹かれる部分なんじゃないだろうか。

「急いでいる」という方向にのみ感情のベクトルを引っ張ってしまえば、そんな状態で会話なんかできようはずがないのに、舞台上では台詞があるからと無理して会話をしようとするから、観ている側には嘘っぽく見えてしまうのかもしれない。
それじゃあ「その会話には必然性がないのだから、無視してさっさとその急ぎの用件を済ませに行けばいいだろ」と観客につっこまれても文句は言えないし、そんな全ての関係性を断ち切ってまでして急がなければならない理由というものが果たしてそうそう存在するのだろうか?とも思う。

落ち着こうとする意思が僅かにでもあるからこそ、どんなに急ぎ中の人であっても他者との関わりは見過ごせないんじゃなかろうか。
落ち着こうとして、しかしそれでも落ち着いていられない。
そんな状態だからこそ、相手役とのやりとりも噛み合う噛み合わない共に成立するのだろうし、面白いのだと思う。

という訳で、次回の稽古では、そこのところで色々と試してみようと思う。


次回の稽古は1/10(日)になります。

【次回(1/10)の稽古に向けて】
◆宿題…風邪を治す
◆テーマ…感情の綱引き


横山 真
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by yukinone_makoto | 2010-01-06 07:59 | 稽古場日記