演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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12/21(月) 『たゆたう、もえる』 稽古6日目

12/21(月)15:00~22:00(横山は17:00入り) @青少年学習センター・講習室→中会議室

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・日差しは強いが空気は冷たく、そのギャップが変な調和を生んでいて不思議な感覚
《空間》
●中会議室
・どんなに小さな声でも、すんなり響いてくれているような感覚だった

【身体状況】
・首の右側の筋?がかなり痛む。寝違えたか?
・乾燥のために指先の感覚がすっきりしない
・股関節をはじめとして、手足の付け根が詰まっている
・身体の芯が定まりきれていない感じ

【今日のテーマ】
◆飛び込む

【レポート】
やはり自分は多少身体が不調なくらいの時の方が集中できるのだろうか、、、

今日の自分は、昨日の夕方くらいから急に痛み始めた右側の首の筋の影響で、右を向く度に首に激痛が走るような状態であった。
まあ、手足の痺れや目眩、吐き気などの症状は見られないので、単純に筋を何かの拍子に痛めてしまっただけなのだとは思うのだが、、、
ただ、はっきりとした原因は分からないため、精神的に不安を抱えた状態で臨んだ稽古となってしまった。

にも関わらず、今日の自分はかなりよい集中具合いであったように思う。

相手のことも、周りの状況も、細かいところまで色々と見えていたし、何よりも「○○してやろう」みたいないやらしい発想が全くもって顔を潜めていたことが一番特徴的であった。
まあ、今回の相手役であったプリン(冨山さんのこと)も、先日の彩乃ちゃんとはまた違った意味合いで自分は物凄く信頼を置いている女優さんであったため、もしかするとそういった安心感が自分の芝居によい影響を与えていたのかもしれない。

今日の稽古での反省点。

◆まだ雰囲気だけで「それっぽく」言葉を発してしまう瞬間がある。まだ今の段階では、言葉に対して用心深くなるのに越したことはないのではないか。ひとつ不用意に言葉を発してしまえば、その後のやりとりにおける関係性はまた1から創り直してゆかなくなってしまう。もし仮に、そこで無理に繋げようとすれば、やりとりそのものが嘘になってしまう危険があるのだから。

◆アクシデントが発生した際に、その状況そのものをありのまま引き受けた状態で芝居を続けてゆけばよかったのに、今日の自分は一度そこで気持ちを仕切り直してみて、そこから芝居を再開させてしまった。僅かにだが、まだ芝居中の自分の心の中には「成立させなきゃ」という焦りが存在するのかもしれない。

◆何の意思も込められていない目線の動きを許してしまった。場繋ぎのためだけにキョロキョロと目線を泳がせてしまえば、観客には「ああ、間を埋めたいんだな」とすぐさまバレてしまう。自分自身で動く理由がないのであれば、もっとどっしり構えていればよく、お客さんの視線を迎えにゆく必要などは一切ないと思う。


挙げてみて気付いたことは、どの反省も「観てる側が現実に引き戻されてしまうような隙を見せてしまっている」という点で共通していること。

舞台上に存在しているのならば、観客に予断を許してしまうような隙を見せてしまうことは限りなくゼロに近付けてゆかねばならない。
でなければはっきり言って見せ物にはなりはしないだろう。

つくづく自分は詰めが甘いなと感じる。
徐々に作品との向き合い方には手応えを感じてきているだけに、余計にその点が頭にくるのだ。

まだまだ、痺れるような瞬間に出会うためには越えてゆかねばならないことが多い。
多いが、それら全てを越えることは決して無理な話ではないはず。

だからこそ、最後の最後まで、やれることは全て注ぎ込んで創作に取り組んでゆきたい。


次の自分の稽古参加は12/23(水)となります。

【次回稽古(12/23)に向けて】
◆宿題…身体のケア
◆テーマ…受けに回らず、迎えに行かず


横山 真
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by yukinone_makoto | 2009-12-22 01:32 | 稽古場日記