演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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12/15(火) 『たゆたう、もえる』 稽古4日目

12/15(火)18:00~22:00 @青少年学習センター・講習室

【外界への印象】
《天候》
●曇り
・空気が硬い
《空間》
●講習室
・部屋の位置によって寒さが違ったりするので、もうひとつ落ち着ききれなかった

【身体状況】
・目がごろごろする
・肚や腰が妙に力んでいて、あまり弛められない気がする
・口周りが渇く
・視界が狭い

【今日のテーマ】
◆「ぱっ」と動き、「ぱっ」と反応する

【レポート】
少しだけ、前進できたような気がする。

というのも、これまでの自分の悪癖のようなものが見えてきたからである。


自分は芝居に臨む際、その都度いちいち気を入れ直してから始めていた。

たしかに芝居を行う以上、ある程度の準備は必要であるし、気を入れ直すこと自体はそれほど問題のあることではないと思う。
しかし問題はそのやり方で、どうもこれまでの自分の気の入れ直し方は、自らの身体の現状と地続きではない、今とは切り放された地点へと無理矢理持っていこうとしているものであった。

そんな状態で臨んでしまっていたのだから、「舞台上にただ存在しよう」などと考えてみたところで、「ただ存在する」という型のようなものを作り出してそれをなぞっているだけの「それっぽい」ものになってしまって当然である。

おそらくは、そこが今回の稽古で自らに感じている停滞の大きな原因のひとつだったのではないかと思う。


そこで今日は、今の自分の状態を全て受け容れた上で、あまり余計な構えなどを取ることなくいきなり舞台上へ飛び込んでみるようにしてみた。
そうしてみることで「頼れるものは目の前の相手だけ」という状況を自ら作り出し、自分で自分の肚を決めさせるように仕向けてみたのだ。

すると、「この役で、この相手だからこうなったんだろうな」と自分でも感じることのできる素直な反応をすることができた。
ちゃんと目の前の存在に、委ねられていたような気がしたのだ。
その証拠に、自分は途中、台詞を完全に飛ばしてしまい、変な間が生まれてしまった瞬間があったのだが、そんな時でも今まさに相手との間に生まれてくるものにだけ集中することができていたため、全く焦るようなことはなかった。
まあ、この時の相手役が、これまで何度も一緒にやってきて比較的呼吸の合う彩乃ちゃんであったことも、その安心感のようなものを生むための大きな要因であったのかもしれない。

それだけに、こういう向き合い方を他の人相手の時にもできるようになってくれば、今の自分の中の停滞を打破するために必要なものが見えてくるような気がする。



今後に向けてまだまだ課題は多いが、だからこそ、今日の稽古で得た気付きは確実に今後へと繋げてゆきたく思う。


次の自分の稽古参加は12/19(土)となります。

【次回稽古(12/19)に向けて】
◆宿題…軽くでいいから戦中戦後あたりの日本の状況を調べてみる
◆テーマ…飛び込む


横山 真
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by yukinone_makoto | 2009-12-16 01:57 | 稽古場日記