演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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11/4(水)『コドモもももも、森んなか』本番前日

11/4(水)12:00~22:00 @STスポット

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・日向と日陰のコントラストがはっきりしている。
・音がよく響く。乾いた感じ。
《空間》
●STスポット
・音の残響(特に高音の)がやけに気になってしまい、たまにもの凄く聞き取りにくくなる瞬間が何度かあった。
・だいぶ居心地がよくなってきた。
・空気の乾燥がやはり辛い。

【身体状況】
・腰周りが鈍く痛い
・目、鼻、喉といった粘膜部分が乾く感じがして嫌
・気持ちはすっきりしている
・上方に対しての意識が回りにくい

【今日のテーマ】
◆信じる

【レポート】
とうとう明日で公演初日を迎える。

しかしまだまだやるべきことが沢山あるのも事実で、だからこそ限られた時間の中で最大限の効果を生み出せるよう、稽古前の下準備の段階から徹底してみた。

その中でも、一番重点的に行ったことが、時間の空いた時には可能な限り劇場内に身を置き、美術や照明を時には注意深く観察し、またある時にはただぼんやりと眺めたりしてみることである。

なぜ注意深く観察するだけではなく「ぼんやりと」眺めたりすることも大事だと思ったのか。
それは、積極的に空間へとアプローチを仕掛けてゆき、発見を増やしてゆくこともたしかに大切なことなのだが、見よう見ようと目を凝らしてしまうことによって見えなくなってしまうものも沢山あるからである。
従って、ただ闇雲に空間を細かく観察し続けることばかり続けるのではなく、気の入れ具合いに緩急をつけながら観察してみることも、新たな発見を生み出すきっかけに繋がるのではないかと思うのだ。

また、空間に身を置く時間が長ければ長いほどその発見が自らの身体とも落とし込まれ、馴染んでき易くなるだろう。
そのため、劇場内にいられる時には極力身を置くように心掛けてもみた。

結果、あの空間とだけではなくて、美術や照明とも、かなり仲良くなれてきたような気がした。
が、仲良くなれてきたと言って、じゃあ具体的に何が変わり、それが自分の芝居にどう影響を及ぼしたのかを明確に説明することは難しいのだが、明らかに昨日までの自分とは舞台上に身を置いている時の心持ちに変化が生まれてきている実感がたしかにある。

現に、今日の通し稽古時には、かなり余裕を持って舞台上に立てているため、役として存在することにとことん集中できていた。
しかも、今日はこうへいの初登場のきっかけを聞き逃してしまい出が若干遅れてしまうというミスを犯し、初っ端からつまづいてしまったにも関わらず、そんなミスにも全く動揺することなくむしろいい状態で芝居を進めることができたのである。

今日の自分は、細かいミスを除けばこれまでで一番よかった。
適度な弛さも備えつつ、しかしだからといって決して軽い訳ではなく、必要なポイントはきっちり外さずしっかりと抑えており、気持ちの流れもかなりスムーズに繋がっていたように感じた。
藤田君からも、ダメ出し時「今日が今までのこうへいの中で一番よかった」と言われたので、この手応えがそれほどズレた感覚ではないことは確かだと思う。

このような結果だからといって決して油断することなく、更に上を目指し続け、今の自分にでき得るベストの状態で初日を迎えたい。

空間や美術、照明など身の周りの諸要素に対してはだいぶいい関係を築けるようになってきた。
それだけに、明日の初日までの残り時間の多くを、こうへいとの関係を深めてゆくための時間に費やしたいなと思う。


【初日に向けて】
◆宿題…身体の徹底的なケア
◆テーマ…信じる


横山 真
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by yukinone_makoto | 2009-11-05 01:12 | 稽古場日記