演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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10/28(水)『コドモもももも、森んなか』本番8日前

10/28(水)13:00~19:00 @STスポット

【外界への印象】
《天候》
●晴れ
・昨日に比べればすっきりさは劣るものの、気持ちのよさは相変わらず
・周囲の時間の流れ方がやや早いように感じる
《空間》
●STスポット
・音の反響が、高音だと天井の方へ逃げてしまって変な響き方をするため、若干気持ち悪い感じがする
・視角だけに頼ると壁との距離感が測りにくい
・相変わらず空気の乾燥具合いは激しい
・舞台裏の音が聞こえやすい気がする

【身体状況】
・肩胛骨から首の後ろにかけて、滞りを感じる
・腰から下が、筋肉の緊張によって色々と不快感が麻痺している気がする
・声帯が乾燥のせいか荒れている
・普段の目線の高さから上の方に対する意識がシャットアウトされてしまっているような妙な感覚

【今日のテーマ】
◆空間に対し、個人的な思い入れを持てるような働き掛けを意識してみる

【レポート】
今日も、STスポットでの稽古であった。

今日は、先日の稽古を経ているせいか、だいぶ空間の中での居心地がよくなってきた気がする。

やはり空間に馴染めているのといないのとでは、芝居を行う際に向けるべき意識のベクトルを明確に絞り込めるかどうかの部分で雲泥の差がある。
また、空間のことを身体で把握できていれば、その空間の特徴を生かした利用の仕方や発想がとっさに生まれてくる可能性だって高まる。
だからこそ、どんどんと空間と仲良しになってゆくべきだし、なれるような努力を惜しまないようにしたい。

今日の感じでは、とりあえずお客さんの域は脱したものの、まだまだ馴染めているとは言い難いように思う。

あの空間の好きな場所や、居心地がよかったり落ち着いたりできる場所がどこなのかとか、手などで触れた時に好きなポイント、音の反響が気持ちよいスペース、はたまた眺めが好きな位置とか、逆に不快なポイントなど、、、
今後もそういう個人的な思い入れを持てるポイントを沢山見付けてみて、STスポットという空間の「おたく」になってみるくらいの働き掛けをしてみたいなと考えている。


さて、今日の稽古内容の方はというと、初めに行った返し稽古は最悪の出来、最後に行った場通しは今後に繋がる有意義な時間、というのが今日の自らの芝居に対する率直な感想だった。

最悪の出来、と感じた理由は、空間に対する意識の過剰さや、あるシーンでのこうへいの気持ちの流れをもうひとつ掴みきれていないための迷いなどが影響してしまい、目の前の状況に対しての集中が散漫になっていたためである。
それによって、頭の中での理屈だけで芝居に臨んでしまい、その結果、どっちつかずの当り障りのない演技を行ってしまっていた。

今後に繋がるなと感じた点は、最後の場通しを行なっている最中、その気持ちが掴みきれていないシーンにおける突破口を見出すことが出来たという点である。
おそらくは、今日の冒頭での返し稽古での反省から、肚を決め、とにかく目の前の状況に対して没頭してゆくことに集中していったのが功を奏したのだと思う。
ただし、場通し時にそこに気付いたため、現時点ではまだその発見を十分には生かしきれなかったのも事実。
だからこそ、この気付きは明日以降にしっかりと生かしてゆきたい。


次回は10/29(木)、今日に引き続きSTスポットでの劇場稽古となります。

【次回稽古(10/29)に向けて】
◆宿題…今日の発見を自らの身体に落とし込む
◆テーマ…内に気を漲らせ、外に発する気は柔らかく


横山 真
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by yukinone_makoto | 2009-10-28 23:30 | 稽古場日記