演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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10/26(月)『コドモもももも、森んなか』本番10日前

10/26(月)18:00~22:00 @青少年学習センター・和室

【外界への印象】
《天候》
●雨
・時折風が強くなる
・雨なのに空気が乾燥しているように感じる
《空間》
●和室
・今日は不思議と静か
・寒い

【身体状況】
・多少、身体の疲労の蓄積はあるが、今日は比較的寝られたためかすっきりしている
・動くものより制止しているもの、早いものよりゆったりのものの方に注意がいってしまう
・手先のカサカサ具合いがやや不快
・意識のベクトルが普段よりも鋭く一方向に向かいがちな傾向がある

【今日のテーマ】
◆今いる場所のイメージを明確に持つ

【レポート】
今日の稽古では、三姉妹のシーンを中心に行なったため、自分の出番はなかった。
が、今日行なった稽古を外側から観ていて、今回の作品は確実に面白いものに仕上がってきているなという確信を持てた。

稽古後に藤田君と話したのだが、今日の稽古の結果、何気ないすれ違いによって引き起こされる各々のストレスをより明確に描き出すことに成功したため作品全体がものすごくすっきりし、おそらくは観客として観ていても作中の人々へとより感情移入がし易くなったのではないかと思う。
まあ、これまでの描き方でも悪くはなかったとは思うが、観客に与えるであろう印象の方向付けをはっきりさせることができたため、だいぶ見え方が親切になった。


また、今日の稽古での役者陣の集中力は目を見張るものがあった。

特に青柳さんの集中力には脱帽で、次々と藤田君が口立てで台詞を追加してゆく中、全くそれに臆することなく、しかもかなり高い再現性を維持した状態で、1時間近くの間同じシーンを繰り返し稽古し続けていた。
正直言って、そこいらの凡百の俳優であればあのシーンをたったの1時間ちょっとの稽古であのクオリティにまで仕立て上げることはまず不可能なことであると思う。
それほどまでに、彼女の集中力は凄まじいものがあった。

その相手役の実子さんと聡子ちゃんも、実に良質の集中力を以てその青柳さんの素晴らしい集中力と渡り合っていた。
その証拠に、今日の稽古終盤、言葉ではない部分で想いを発し続けている実子さんの姿を観ていて自分は目頭が熱くなってしまったほどである。

今回、本当に役者が魅力的だなと思ってきていたが、その理由はこんなところにあるのかもしれないな、と、今日の稽古を見ていて確認させてもらえた気がする。


当然、自分も負けてはいられない。
でなければ、同じ舞台上に立つ者として失礼だ。

しかし同時に、そういった意識を持たせてくれる人達と一緒に創作を行なえているこの幸せに感謝もしたい。

次回稽古は10/27(火)となります。

【次回稽古(10/27)に向けて】
◆宿題…身体のメンテナンス
◆テーマ…今いる場所のイメージを明確に持つ


横山 真
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by yukinone_makoto | 2009-10-27 01:51 | 稽古場日記