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演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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2/18(水)『冬の暇人WS』 16日目

2/18(水)17:00~22:00 『冬の暇人ワークショップ』16日目 @青少年学習センター・和室

【気候への印象】
●晴れ
・花粉の飛散量が増してきている
・暖かいが、空気は乾いている

【空間の印象】
●和室
・ふすまを外したせいでかなり広く感じる
・暖房の音が何故か気にならなかった

【稽古前の身体状況】
●花粉のせいか、鼻と目がすっきりしない
●どうも腰が落ち着かない
●心身共に体重移動が重く鈍い
●頭がぼんやりしている

【本日のテーマ】
◆自分も相手も揺さぶり続けられるような意識を持つ

【レポート】
今日の稽古でも、作品の構成に大きな変更があった。

これまでの、先にエリア分けをしそれぞれの場所の役割を決め、そこを基準に組み立ててゆく『ほろほろ』形式から、とにかく極限までアクティングエリアを絞り込み、その同一エリア内で次々とシチュエーションが重なり合ってゆくという『ごほん~』や『ブルー~』に近い形式となったのだ。
まあ、近いとはいっても出演者の人数やシチュエーションの範囲や数など決定的に違うポイントはいくつもあるので、きっと最終的には似て非なるものに仕上がるのではないかと思う。

色々と紆余曲折があったものの、そのような一見遠回りに見える試行錯誤の数々は、決して無駄なものではないはずだ。
何故なら、既に完成された枠の中で与えられた役割をこなすのではなく、参加者一人ひとりが創作の過程で共に悩みながら導き出されたものである訳で、今本当に必要なことが何なのかが実感として自然と理解できた状態で作品と向き合えるためである。

マームの作品における大きな特徴としてメンバーの一体感がよく挙げられるが、おそらくはそういうところに起因しているのかもしれない。

【次回稽古(2/22)へ向けて】
◆宿題:すぐるの身の周りの物について色々と検証してみる
◆テーマ:変化に敏感に


横山 真
by yukinone_makoto | 2009-02-19 07:57 | WS・セミナー参加レポート