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演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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1/10(土)『冬の暇人WS』 初日

1/10(土)14:30~20:00
『冬の暇人ワークショップ』 初日 @大野中公民館・大会議室→中会議室

【気候への印象】
・乾燥している
・日射しも寒さも緩やか

【空間の印象】
●大会議室
・床が冷たい
・空調の音が激しい
・とにかくだだっ広い
●中会議室
・大会議室の広さを考えると“中”とは思えないほど狭い
・そんなことはないはずなのだが、空間がいびつに感じた
・壁が汚い

【稽古前の身体状況】
●心身共に落ち着いている
●呼吸が深め
●喉が若干痛い
●腰がほんの少しだけ痛む

【本日のテーマ】
◆思ったこと、感じたことはためらわずに反映させる

【レポート】
いよいよ『冬の暇人ワークショップ』が開始した。
今回の参加メンバー17名のうち、自分とあっちゃん(成田さん)と緑川さんの3名以外は全てマーム初参加。
これからどのようにこのWSが転がってゆくのか、非常に楽しみである。

今日は初日ということもあったため、参加者全員がお互いに馴染み合えるメニューから入り、その後マームとジプシーという団体が創作の際にどのようなことを意識しながら稽古しているのかを体験して頂くようなメニュー中心に、という流れで進行していった。
おそらく、台本に入るのは来週になるのではないかと思う。
本日の大まかな流れとしては、

■ガイダンス&自己紹介
■ピンポンパンゲーム
■わたし・あなた(ノーマル→名前→しりとり→連想)

■全員で空間を埋めるように歩く
→+すれ違う人と挨拶
→+照明暗くし懐中電灯を持った状態で
→+一人ずつ交代で
→+少しずつ設定を加えて

■テキスト(戯曲、詩)の読み合わせ
■自分の台詞だけを与えられた状態で会話を成立させる
→+恥ずかしい言葉
■先のテキスト(戯曲、詩)を使っての創作作業

といったところ。

これまでのレギュラー参加してきた自分にとっても、かなりの発見の得られた1日だった。
が、少々、マーム初参加の人達に気を遣ってしまったがため、受けに回りすぎであったかなという点は反省点として残った。
中途半端な気遣いならやらない方がましである。
というよりも、もう少し自分からも仕掛けてゆかねば、作品が小さくまとまってしまうのではないかと思う。
自分には自分なりの越えねばならないハードルがある訳で、そこを状況や環境によって変に上げ下げしてしまうことは、怠慢以外の何者でもないのだから。

明日へ向けて、もう一度自分の意識のあり方を見直してゆきたい。

【次回稽古へ向けて】
◆宿題:今日行った一つひとつの内容についてのフィードバック
◆テーマ:攻めの姿勢を崩さない


横山 真
by yukinone_makoto | 2009-01-11 01:48 | WS・セミナー参加レポート