演劇家・横山真が己の表現の追求・具現化のために発足したプロデュースユニット。生(LIVE)の表現にこだわり、演者から発せられる音・熱・呼吸・視覚的印象などを五感+αで感じられる作品創造を目指す。


by yukinone_makoto
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10/31(金)『ブルーとベリー~』 本番前日

10/31(金)10:00~22:00(ゲネ・17:00~) 天候:曇り @STスポット

【外界への印象】
《気候》
・手がかさかさになる乾き具合い
《空間》
・空気が乾いている
・壁の見た目とその質感にギャップがある
・昨日とはまた反響が変わっていて、今日は高さ関係なしで音がよく響いていた

【稽古前の身体状況】
●腰、膝が油の切れた機械のようにぎくしゃくしている
●腹が痛む
●目がごろごろする

【本日のテーマ】
◆楽しむ事と誠実に向き合う

【本日レポート】
本日は昨日の夜に引き続いて朝から場当たりを行い、少しの休憩を挟んでゲネ、そして細かい修正を加えて再び稽古、という流れであった。

小屋での稽古というものは本当に沢山の発見に満ちている。
今日のゲネは、その典型のような内容となった。
後半のシーンは、これまでの稽古の中で最もよい出来であったと思う。
自分達の役、そしてまきのとけんいちという夫婦における関係性をもう一段上に上げるための足掛かりが、自分と彩乃ちゃんの中で同じタイミングで見付ける事ができたのは非常に意義のある事であり、一緒に悩んできた者同士として本当に喜ばしい事でもある。

また、劇場である事を意識しすぎたために『ごほん~』との芝居の質の差別化を図りすぎてしまっていた事にも気付けたのも、本日のゲネでの大きな収穫である。

今日の役者陣は、全員が大仰な芝居をしてしまっていた。
そもそもSTスポットはそれほど大きな劇場という訳ではなくて、むしろ典型的小劇場と言えるサイズの劇場である。
にも関わらず、発する事を過剰に意識する必要のない状態であっても十分に伝わっているはずのやりとりを、過剰に増幅させておこなってしまっては、空間にそぐわない押し付けがましい主張の応酬にしか見えなくなってしまう。

空間への対応に意識過剰になってしまう余りに、これまで積み重ねてきたものを無意識の内に崩してしまう事は珍しくない現象だと思う。
だからこそ今日のゲネでそこに気付けた事は、作品にとって本当に大きな事である。


さて、明日からいよいよ本番。
これは数名の人にしかまだ話してない事なのですが、実は今回の公演で自分は俳優・横山 真にひと区切りをつけようと思っております。
とは言っても、役者そのものを辞めるとかそういう事ではなくて、今後ももちろん役者としての活動は行なうつもりです。
単純に役者に対してのスタンスのとり方を変えてゆくつもりなのです。

まあ、そこら辺の事については公演が終了してからお知らせしたいと思っております。


それでは明日からの3日間、精一杯楽しんでゆこうと思います。


横山 真
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by yukinone_makoto | 2008-11-01 01:19 | 稽古場日記